どうしてこうなった……

注) このお話は、ノンフィクションです。

 

8月終わりに、おいらと会社の同僚のS君で顧客を引率し、結構大規模なキャンプを行うと言うイベントがあった。当日は数々のテントの他に我々が設置した特設テント(運動会の救護本部なんかに使うヤツ)でBBQやヤキソバなどを振舞ったり、生ビールをサーブしたり(当然おいらは生ビール係。もちろん、終始新鮮なビールの毒見を忘れない勤勉な勤務態度で望んだ)と、まぁ大忙しだったのだ。

そして事件が起こったのは帰社した翌日の午後のこと。

i(おいら) 「S君、余った食材、どうせ誰も食べないから持って帰ろうぜ」
s君(以下s) 「封を開けたのはどうします?」
i 「捨てよう。移動中に痛んでる可能性あるし」
s 「この紅しょうがも封が切ってあるからいいですよね?」
i 「捨てていいよ。持って行きたきゃ持ってってもいいけど」
s 「こんな業務用、使いきれませんって。しかし、これ、どうやって捨てましょうかね?」
i 「そうだねぇ、本来は水気を切って燃えるごみだろうけど、明日休みだから回収こないよね」
s 「今日はもう回収おわってましたよ」
i 「ちょっとづつトイレに流しちゃおうか?」
s 「あー、細切れだから詰まらないっすよね。そうしましょう! 俺、流してくるッス!」

暫くして

s 「ふ、うぁぁぁぁぁぁ、iさんっ! やべっす! やべっす!」
i 「どうした? 詰まった?」
s 「い、いや、それどころじゃ……ちょっと見てください、やべっす!」

呼ばれて見に行ったトイレは顧客も使う全面真っ白な清潔感溢れる全自動式なのだが、s君が少し上のほうから紅しょうがの袋の水を便器に垂らした際その液体が飛び散ったらしく……。

i 「う、うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
s 「ね、ね、ね、iさん、やべっしょ!? コレ、やべっすよね!?」
i 「ヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイ、これは駄目だ! 中止! ミッションは即刻中止っ!」

そこには白いトイレの便器の内側にべったりと飛び散った大量の真っ赤な液体と、その光景にs君が慌てて紅しょうがの袋を持ち上げた為に飛び散ったと思われる赤い点々とした大小の染みが、トイレ室の真っ白い床に点在し、第三者が知らずに扉を開けたら即刻悲鳴と共に警察に通報されかねないスプラッターな惨状が展開していたわけで……。

i 「なんか、マジで吐きそうになってきた……」
s 「イカンです。これはイカンですよ! 便器に紅しょうがはイカンです!」

 

スプラッター好きな貴兄、一度お試しアレ。

おいらは、もういいです。(爆)

 

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