YAMAHA FZ250レストア記 #02 眠り姫を……脱がす編 30年不動バイクの再生 検証編2

いやはやちょっと暖かくなってきたので外作業が多くなりまして
結果として纏めとしてのAMiLOG公開が遅れるという図式なわけですが
それにも増してですね、あたたか……あた……あたたたたックションッ!!
飛んでます……見えない敵が……ふわふわと……へ……ックション!!!

いやぁ、これから約2か月くらいですかね?
花粉症にはつらい季節になりました(T~T)

という事で、今回は前回に引き続き姫を脱がしちゃいます。
イヒッ……

これなーんだ?
答えはスクリーンのネジなんですけど……わかりますか?
スクリーンの保護シートの残骸がネジにくっついたままなんです。

そのネジを外したところ。
保護シートの残骸が……まだ透明なんですよ。
本当に、走ってないんだねぇ……。

背開き!(笑)
センターカウルを取りました。
前方後円墳みたいなのがエアクリーナーボックスです。
その後方にインナータンクが見えます。タンクキャップは鍵がないので開きません。

サイドカウル部分。色々なところが綺麗なまま。特に取付ボルトの穴などは通常どうしても経年と走行の振動でヒビが入るものですが、そういったものも一切ありません。
ちなみに、完全にリペイント予定なんですけど……なんか勿体ないなぁ。

ストリップ左。
サイドスタンドやアンダーフレームあたりの錆は下から上がった水分によるものか?

ストリップ右。
エンジンやアルミの錆方がYAMAHAっぽいですよね。
これは材質によるものなのか塗装によるものなのか?
ホント、いかにもYAMAHAの旧車の特徴的なアルミの錆びかたですな。
しかしここまで色々錆びていると、マフラーが異様に綺麗に見える。(笑)

エアクリを外しました。
エレメントも綺麗なままです。このまま使います。

粉吹き(4連)キャブ。
こんだけ綺麗な状態でモケモケなのも、ある意味珍しいです。
O/Hして使います。(詳細は後述します)

インシュレータにはヒビが入っていました。サードパーティー製の製品を見つけたのですが、結構いい金額なのと(仕方ないんですけどね)内部までヒビが浸透していなかったので再生して利用します。(後述します)

Fブレーキのマスタシリンダです

ブレーキフルードの成れの果て、ナナチの臍のゴマか耳ク○みたいな……

5/8のブレーキマスタなんて、オークションにいくらでも出ているので買った方が早いのは重々承知の上なんですけど、上記写真にあるようにフルード点検窓が綺麗なんですよ、曇りがないんです。
なかなかそういうコンディションのモノって安くはないからコイツも再生する事としましたが……えっらい時間がかかりました。
まぁ、詳しくは後程……

という事で、今回はこの位に。
いやぁ、再生難度はラビットクラスというか、ラビット以上かもしれませんね。
でも、さすがは新古放置車。色々なところのネジが、メーカー指定トルクで絞めてあるそのままなので、ここまで思ったよりは舐めずに外れてくれてます。

そうそう、ガソリンって30年放置するとどうなるか知っていますか?
通常は、腐った沢庵みたいな匂いを発して→緑の【藻】が生えてきて→どろどろべとべとのタール状物質になりますよね。
今回は、さらにその先です。
おいらは今回初めて知りました。
では、答えは次回に!!

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カテゴリー: FZ250 PHAZER, バイク・モーターサイクル パーマリンク

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