YAMAHA FZ250レストア記 #06 アバタもエクボたぁ言うけれど……コモノをチョイチョイ小技編

まぁね、確かに恋は盲目って言うからね
その位は許せるかもしんないけどね
ただ、なんてぇのかなぁ
穴の開いたブラとか
ゴムの伸びきったパンツとか
やっぱりそれって、青春じゃないじゃん?

マリオが艱難辛苦を乗り越えて助けに行ったピーチ姫の顔に

 

鼻毛バーン

 

って、嫌じゃん。(なんだこの中学生みたいな表現は……)

って事でですね、今回は30年眠ってる間に汚れた下着を綺麗にして
鼻毛パチパチ脇もソリソリ、ちょっとした気遣いで本来の

 

 

秘めたるべき姫たる姿に戻そう!

 

 

という、まぁなんだ、ダジャレ回なのか? ?? ???

さて、まぁ前振りはどーでもいいんです。
どーせ誰もこんな前振り期待してないのは承知の上です。
オイソコ、『本編も期待してねぇ』とか言うなよぉ!(涙

 

で、まずは……

これです、リアサスペンション。
これは引き取り直後の写真ですね、このままじゃ状態がわからないので

取り外しました。
基本的には動いていない車両なんで見た目ほど機能劣化は無いと思いますが、どうでしょうね?

バラしました。ロッドは綺麗ですね、錆もありません。
シールが抜けてなきゃ使えそうです(まぁ抜けるまでだけど)
ちなみに軽四輪で使えるスプリングコンプレッサも持っていますが、バイクのサス位だと自由長が足りなくて使い物にならない場合が多いです。ジブンの場合ももっぱらこんな感じのベルトを使っています。

上の二枚の写真は暗いところで撮っているのでなんだか綺麗に見えますが……実際はコンナなんですよ! 結構キテルでしょ? この錆を取って、残った薄錆を錆転換剤で処理して、塗装して組みなおすと

こうなる訳です。
どやっ!(笑)

 

さて次は……

これ。
「全部じゃねぇか!」って言うツッコミは想定内。
まずはメーターですね。

これはアルミパネルを外したところ。もうね、パネル自体がアルミの腐食でどーにもなんない。

腐食の根は結構深いと見たけど、まずはペーパー掛けします。

100番というかなり荒いペーパーを掛けたにもかかわらず、錆の根には至らず。まぁだったらソレナリの対応をするまでよ……

という事で、ペーパーのヘアラインはあえて消さず、あまりギラギラしないようにガンメタリックで塗装して歪みと皺を取るようにボンドG17で接着。

どやっ!(笑)

 

ほんで次は、上の写真に写ってたもう一つの厄介者。

御腐れ様! じゃなくて、マスター!
ちなみにピストンは完全に固着していたんで、一週間かけてキャブクリを吹きかけたり、叩いて回して引っ張ったりして

何とか分解し、ボロボロの古い塗装とアルミ錆を取った後塗装。


あ、もちろんピストンは純正新品ピストンキットASSY(約4,000円:涙)を使ってありますよ。

じゃん!

ドヤッ……って、アレ……
そうだ、YAMAHAの古いマスターシリンダーの弱点だったんだ……。

なぜかYAMAHAの古いブレーキマスターシリンダーの液確認窓ってオモラシするんだよねぇ。RZVもSRX6も前のFZ250も現象が出てたのに、久しぶりなんですっかり忘れてた。
で、確か前の時はオークションで程度のいいものに交換したんだけど、今は何でもネットで手に入る時代。いっちょやってみますか!

径だけ合ってる社外のキット、送料込500円也。多分大丈夫……じゃぁないかな?

取り外した古い窓。どこから漏れてたかなんてわかりません。

さっきのキットを取付後一昼夜放置して液漏れがないことを確認。その後再度エア抜きして塗装。

改めて、どやっ!(笑)

 

さてつぎは……っと

シートですね。
現状の見た目はくすんで見えるけど、この位ならとある方法ですんごく綺麗にできます。そういう意味ではこのままでも良かったんですが……

なんか、こんがり焼けたパンケーキみたいでマジ旨そう!(笑)
今回は塗装も考えているんだけど、色のイメージとしてシートの色は赤じゃなかったんで皮は剥ぎ取りました!
ジェロニモだぜっYEAH!!!

いきなりできてます!(爆)
じつはこれ、皮だけ専用品を買いました。手芸店で黒の皮を買ってきて張ろうと思ってたんだけど、Netで見つけたこの皮の値段は約5,000円。しかも、今時こんな古いマイナー車両の専用品を座面のシートの材質など変えた設定でオーダー後に単品製作してくれるので、作り置きの硬くなった当時ものじゃ無いんですよ、安いと思いません?
もちろん皮張りは自分でやらなきゃいけないので、それなりのスキルは必要ですが、そんなに難しくは無かったです。
でもまぁとにかく綺麗になってご満悦!

どやっ!(笑)

 

次はちょっと戻って……

ガソリンコック。
もうね、コックというかコックさんというか、コックリさんレベルですね。
ちなみに、外すのも凄く苦労したのは言わずもがな。
なにせコックから出ているパイプが数センチ30年物のガソリン固形物に埋まってたわけですから、はっきり言ってこれこそ『発掘』レベルでしたわさ。

そのコックをなんとかまぁこのレベルにまでしたわけですが、本来ならこの出っ張っている管の先にタンク内の異物をガソリンホースに流さないようにするストレーナ(茶漉し)が付いているんですよ。この車両のモノは5cm位の円筒形のプラスティック製だったんですが、勿論使える訳もなく発掘時に捨てました。
あ、ちなみにこのベースの左側の穴にも、もう一本筒というかストレーナが付きます。言わずもがな、Res用のストレーナです。

まぁ買えばいいんだろうけど、それじゃ面白くないしねぇ……って事で、真鍮のメッシュを折ってストレーナとします。

リザーブ用の穴にもストレーナをつけなきゃいけないんですが、このままではつけられないので真鍮パイプを切り出して糊代とします。
え? 「そんな事したら糊代の高さ分だけガソリンが残っちゃうんじゃないか!」って? ソンなヘマしませんがなっ!
良く見てください。上の真鍮パイプの埋める部分より上側半分くらいに切れ込みが入ってるでしょ? あの切れ込みはコック底面スレスレまで入っているので、そこまで(本来のRes容量)のガソリンはちゃんと出るんですよ~。

って事で見た目はアレですが、真鍮なのでハンダで処理してガソリンコック&ストレーナの再生完了です。

どやっ!(笑)

 

あぁついでなんでガソリンがらみのネタを……

前回のガソリンタンク再生時の記事を見て、新潟市の某ブック&カフェ『ボルドール』の店長が(どこが某やねん:笑)「あれ、本当に大丈夫? 圧かかった時ガソリン漏れない?」と脅してきたので……(w

外からも張りましたがな!
っていう経緯は実は半分冗談で半分本当なんですわ。カウンターでコーヒー飲みながら言われたのは事実で、「大丈夫っしょー」って言ったもののそのちょっと前に工程ミスでふさぎ忘れてた穴の不備が見つかったりで不安な部分の対処もしたかったってのが実情。それらの部分を外側から念入りに手当てをし、ついでに外からも再度FRP処理をしたという……。
まぁ、最初っから工程ミス(穴のふさぎ忘れ)してなきゃ大丈夫だったと思うんだけど、ま、ココまでやりゃ大丈夫っしょ。
(既にガソリン満タンにしてちょい加圧試験したけど、その後も漏れてないよ)

補強して、色も塗って、これで大丈夫っ!          かな?

ま、どやっ!(笑)

 

って事で、この他にもホントに沢山の細かい事があるんだけど、ひとまずこんな所で。 え、「誰だよ『どやっ!』とか言わないって言ってたヤツ」だって?
えーっと、誰だっけ?
あはははは、
だってほら、【女心とAMiの空】って言うじゃん……

お後がよろしいようで。

 

 

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