『あたりまえ』のすばらしさとは。

話は少し遡って1年と数か月前、風呂に入っていたら家の給湯器のリモコンに101なんて数字が表示されてた。「うわー壊れたか?」と思ったもののお湯は出る。そこでエラーコードを調べたら「吸排気エラー、サービスへ連絡してください」なんて書いてあったので早速業者へ連絡して事なきを得た。

そして約1年後、今年の年明け。
息子と嫁は年末から嫁の実家へ。おいらは仕事の都合で(一応社会人会社人やってるのよ)冬休みを一人悠々自適に過ごしていたんだが……また出たのよ、CODE101。
まぁ、1年前に見てもらったときに「今回点検清掃してるんで少なくとも1年くらいは持つと思いますけど、新築時から15年近くになるんで今度同じ症状が出たら寿命を覚悟してください」って言われていたことが頭を過ったのは勿論の事だったし、給湯器の寿命を考えたら仕方ない使用年数だったから覚悟してはいたんだけどねぇ。
いざエラーがでると「正月三が日中に壊れたらヤベェよなぁ、治してもらえるかなぁ?」なんて事を思ったのは勿論なんだけど、ソコは前も何となく使えてたんで、結局エラーコード点滅させながらもダラダラと昼間っから風呂に浸かって本を読んだりする正月の日々を送ったりしていたのですわ。

さて、1月6日。
嫁と子供も帰ってきて明日から仕事だという事で二人とも早めに風呂に入ってまったりしている中、おいらは休みボケが抜けずにまたダラダラと一番最後の風呂で読書。『さーて躰洗って風呂も洗って出るかなー』なんて思って何気に浴室リモコンを見ると
『ん、991?』
今まで見たことのないエラーコードに思わず口元をヒク付かせながらシャワーを捻ると……
「お湯が出ねー!」
とうとう来ました。
給湯器がお亡くなりになりました。

うっへー! ですよ。真冬に給湯器死亡。結構色々酷です。(笑)
まぁその時は仕方ないので風呂の残り湯でなんとか体を洗って、ついでに風呂も洗って水で風呂を流して嫁に「給湯器死んだー」と言って出ようとしたんですが、慌てて飛んできた嫁がおいらの姿を見るなり「とーちゃん、頭の後ろ泡が凄いよ……」。
正月早々冷水で滝行しましたわさ。(爆)

さて、結局いつもお世話になってる業者さんと翌日連絡がついて、給湯器の工事は四日後という事になり、その間三日間は近所のスパ銭に通ったんですが、喜ぶのは子供のみ。なんかねぇ、たまに行く大きい風呂は気持ちいいけど、時間に追われて毎日行く風呂は疲れるね。うん、まぁ慣れもあるんだろうけどね。
四日後に修理が終わって久々に入る風呂のなんとも嬉しかったことか。
いやぁ、『あたりまえ』が『あたりまえ』である保証なんて、本当にどこにもないもんで、そしてその『あたりまえ』こそがとても素敵な事だという事に年明け早々気づいた年初でした。

あ、ちなみに去年の秋口にこれも新築時に取り付けた1Fトイレの暖房便座機能が壊れたことに気づきました。まぁ秋口はそのまま使ってたんだけど、冬になったら「うっ! ちべたいっ!」となる訳で……(笑) まぁでもこのトイレ、ネオレストっていう一体型のモデルで、どうも症状からすると恐らくアースか基盤って感じに思われるんで、ASSYだったら高そうだなぁと思っていましたら、暫くして嫁が昔懐かしい『便座カバー』なんてものを買ってきて取り付けたのです。
結果……

「これで、ええやん」(笑)

なんか勝手に『最近の便座は温かくなければいけない』なんて思ってた節があったんだけど、よく考えてみたら『最初に冷たくなければ問題ない』ものだという事に気づいたわけですわ。うん、つまり、『あたりまえ』と思っていたものが実は『華美だった』という事ですね。

そういう意味では身の回りの『あたりまえ』をもう一度色々な角度から見てみると、その有難さや無駄加減が見えてくるかもしれません。

是非皆さんも一度身の回りを……え、バイク? 何台あるんだって? えっと、それは……ほら、これから嫁とか子供とか近所の子供とか乗るかも知れないからまぁそのなんだほら……

 

 

 

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