これで一応ガイガーは一段落かな?

とりあえず手持ちのガイガーミューラ管や部品をある程度使い切ってしまったし、U先生の設計が自分にとってはあまりにも必要以上に十分だったため、これ以上自分で何かを付け足す必要がない気がしてきたもので。
まぁでも、考えることを止める訳ではないし、本体以外のその他のもの(安価で高性能で使いやすいカウンタ部の考察とか)やモデファイ、また面白そうな事があったら随時やると思います。

で、一応この機構(UT-GSM:UtsunomiaType – Geiger-muller Survay Materと勝手に名づけてみる)を使った集大成として4ユニットの集合体を作っていたんだけど……
先日Ustreamで公開された先生のワークショップで既に先生が4本管バージョン作られたことを知り、さらにこの件を先生にメールすると

「基盤を4ユニット作る必要はないよー」

とのこと。(ガクッ……)
ジブンとしては、各ユニット別体にして、同時に1本以上の管に入力があった場合は、これを上手い具合に1+αカウントとしてカウント出力すると良いのではないかと思っていたんだけど、(その際の干渉が嫌だったので基盤を4枚独立にした方が良いと思った)先生が仰るにはパルスの幅が十分に小さいので考えなくてもいいと思うよ~という見解らしい。なるほど。

そして先生に複数管UT-GSMを手軽に作るヒントを頂き、作ったのが……

じゃん!
なんと、本家U先生の4本仕様に、今なら特別にさらに2本追加して、お値段そのまま!!
「えぇぇえ!6本仕様なんですかぁ!?」と。(笑)

まだケースを作っていないので、指向性に関しては今一つ曖昧ですが、SBM-20単体でのUT-GSMによるバックグラウンドがこの場所で20CPM前後なので、単純に6倍すると120CPM前後と……
確かに結構カリカリピカピカ反応しています。

ただ、この高性能版を作った事によって、新たな問題が……。

この速さだと人間の耳と目ではカウントを数えられないのです。
おまけに、このカウント数だと、ダイソーカウンタもちょっと……。
つまり

今度はちゃんとしたカウンタを作らなくちゃいかん

という事ですな。(笑)

あ、そうそう
ちなみに、こんなに高性能なのに、回路的には先に作ったものと全く一緒です。
ちらっとだけお見せすると(わかる人ならこのヒントで作れますよね。このヒントは先生がワークショップ中でも仰っていたので、公開しても大丈夫かな?と。NGだったら言ってください!>U先生)

ほら、一緒でしょ?
むしろ、造り慣れてきて、だんだん基盤が小さくなってきているんですが(笑)
まぁ、先生が仰るには、電源を安定化した方がいいとの事ですが、手元にHT77xxが無いので、その辺は後々追加しようかとか、色々モデファイも考えているのですが、それにしても何も難しい事をしなくても、ここまでの冗長性を得ることができるのですから、その基本設計の素晴らしさが伺えます。

ところで、先生の話だとどうもこの回路を使って試作をしている方々のうち、結構な割合で静電気のリークに悩まされている模様。ジブンも最初の頃(今もですが、ちょっとわかって来た)はかなり悩まされました。はっきりいって凄く単純な事が多いのですが、単純故に見過ごすことの多いこの問題について、自分なりに考え至ったその対処方法をお伝えしようと思ったのですが……今日はちょっと時間が……。

それはまた次回にお話しいたします。

最後に……

すっかり秋めいてしまった今頃になって狂い咲いてる我が家の朝顔サンたちです。

朝顔に 居場所とられた 胡瓜かな

綺麗にまとまった、かな?

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