音を楽しむ

昨日、この８月に新潟市の万代から移転しリニューアルオープンしたYAMAHA新潟店に行ってきた。

しかし、相変わらず居心地の良くない店だなぁ。（苦笑）
マウスピースを見ようと思って行ったんだけど、陳列なんかも見た目を第一に考えている感じで、何処に何があるのかよくわからない。

クラとかサックスのマッピは目に付くところに展示してあるんだけど、金管楽器のマッピは見当たらなく、しばらく探して（周辺のショーケースの辺りをゆっくり三回廻って）ようやくしゃがんだ際に目の前の棚の中（手前にスライドさせる）にあるという事を発見。

まぁ、ある意味高級外車のディーラーに通じる所があるのはわかるけど、一応楽器屋に良く通ってたジブンでさえちょっと引く雰囲気に、一般の（初心者・或いは興味があるという予備軍）方は凄く敷居が高いと感じると思うんだけどね。
それでもやっぱり、そのブランドイメージ維持の方が重要なのかなぁ？
どーなんだろ？

と、まぁ、愚痴はともかく、確かに飾ってある楽器はどれも綺麗で、思わず「いいなぁ」と呟いた程。
そして今日、朝からやってたPHPのコーディングに疲れ、夕方久し振りに楽器を持って田圃に出た。

コレ、Myトロンボーン。
古いYAMAHAのCUSTAMです。

生憎天気はイマイチだったけど、その分暑くなくて快適。

もの凄く久し振りだったから、色んな音が当たらなくて、ロングトーンも続かなくて、唇もビビッてしまっていたけど……

『音楽って楽しいな』

まぁ、今の時点では音楽になっていない事は、音学をやっていた自分にとってある意味屈辱であり、恥部でさえあると感じるわけだけど（笑）、初心に戻ってやってみようと思えば、これはまさに音楽。
音が当たらなくても、ロングトーンが続かなくても、リップスラーが上手くできなくても、タンギングが曖昧でも、自分が音を出しているって言う事が『楽しい』。

まぁ、近いうちにこの楽器も売らなきゃならないだろうけど、それまではもう少し昔を思い出して楽しみたいなぁと思った今日この頃なのでした。