飛行機のコックピットを見て、何の興味を示さない男は居ないと思う。
いきなり凄い断言してしまったけど、たぶん間違っていない。
パイロットになりたい云々じゃなくて、あの並んだスイッチを端からパチパチとやったり、操縦士と副操縦士が指さし呼応しながらレバーを引いたりする光景は、単純に「カッケー!」って思うんじゃないかな?
この年代のオーディオには、そんなオトコノコの心をくすぐる何かがあると思うんだよね。
確かに現代のオーディオは小さくて高性能。頭出しは一瞬だし、LCDに曲名やアーティスト名まで出る。おまけに「聞きたい」って思った時にダウンロードして(購入して)すぐに聞ける。でも、その弊害として、情報は一意なLCDにのみ映し出され、ボタンは最小限で、高機能だけどファンクションを押しながらなんて感じだ。
どーよ、この空間を無駄に使うボタンの羅列! 意味もなく場所を取るフェーダー! 普段使わないのに前面パネルに設置する入出力ジャック! でもね……
コレがいいんだよ!(笑)
意味もなく(いや、本当は凄く意味があるのはわかってるんだけどね)並んだボタンを押すだけでも楽しいんだけど、暗闇で見るとこれがまたいい!
今のオーディオはどうしてもLCDが全面的に光って、その中にインジケータ類がある訳だが(ELなどの自己発光式は除く)、この独立したLEDやインジケータ類は、それぞれが個別に発光するわけで、その色の組み合わせや、発光パターンなんかが音と一緒になんかこう、脳の中のオトコノコの部分を擽るんだよなぁ。
ジブンは、音楽って決して音だけで楽しむものじゃないと思っている。
全く何もない部屋で、凄くクオリティの高い音を流すのと、同じ音を目の前でオープンリールが回転したり、VU(orピークorパワー)メータが振れたりするのを見ながら聞くのでは、やっぱり楽しさが違うと思ってる。
そしてそれも含めての音楽(音を楽しむ事)であると、ね。
そう、そういう意味では蓄音機も一緒だな。
なんか、だんだん薄っぺらでのっぺりな世の中になってきているのは、身の回りのものがそうなってきているからなんじゃないだろうかと思うんだよね。それが技術の確信だったり、社会の熟成だったりするのはわかるんだけどね。
まぁ、で、何が言いたいかと言うと、じつは思いっきりジブンのオークションの宣伝だったりするんだけど(爆)写真のオトコノコの好きそうなアイテムをゲットしたい人は、オークションで是非。どんどん競り上げて是非ともGETしてください!
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