捨てる神あれば?

なんか以前も同じようなタイトルを使った気がするけど、まぁ気のせいという事にしよう。(笑)

さて、今回は何かと世間を騒がしている某球団の謀反劇?に絡めて書いてみよう。
皆さんご存知と思うが、某G軍と言うのはメディア大手Y社の完全子会社だ。(ちなみにこのY社は上場してないんだよね、それでもあれだけ資産を持てるんだから、ある意味たいしたもんだ)そのG軍のゼネラルマネージャ(会社だと統括部長って感じなのか?良くわからんが偉いんだわさ)Kが親会社Yの会長であるWに「G軍や野球界はあんたの私物じゃないんだ、勝手なことを言うな!」と言った訳だね。
まぁ、賛否は色々あるだろうし、なんで今それを言う必要があったのか、事の真相はなかなか表面に出てこないからどっちが正しいとも言えないんだけど、立場的に考えるとKにはやっぱり色々鬱憤があったんだろうなと思う訳だ。
このあとどうなるかわからないけど、今の時点ではWがKの出方次第では特別な人事に関する裁量権は発動しない(要は、「お前嫌いだからクビ」とは言わないよ)と言ってるけど、それだって、そこで強権を発動したら自分の立場が危うくなる旨を計算しての事だろうというのは、想像に難くないわけだ。

じつは、同じようなことがあった。

少し前に仕事で行っていた財閥系の会社なんだけど、そこの所長とは長い事仕事をやってきて、お互い色々と腹を割って話ができる仲だった。そして所長が定年を前にしてジブンに嘆いたのはこういう事だった。

「最近の連中は、新しい何かに向かって行こうという気概がない。自分が若い頃は、失敗してもめげずに頑張って、新しい分野を開いてきた。それに比べると、今の連中は自分の安定ばかりを気にして冒険をしない。決まったフォーマット、会社(上司)から言われたことをこなしていればいいと思っている。そこには発展がない。確かにウチ(某財閥系企業の事)は金がある。研究部門にも金をつぎ込んで、新しい事も手掛けている。今のご時世でも倒産はないだろう。だけど、社員の意識の中に発展のない会社は、一部門がどんなに素晴らしくともやがて衰退する。近年、売り上げが伸びなかったり下がったりしているのはこういう事が要因なんだと思う。社会が悪いのか、どうかはわからないけど、何とかしなくては……」

という事だった。
そして、

「自分はもう定年する身分だけど、貴方(@isaoね)のような年代の人が引っ張って行ってくれなきゃダメなんだ」

と言って、残り少ない期間だったけど、ジブンは今まで中に入る事の無かったその組織の中で働くことになったのだった。
まぁ、それはとても嬉しかったし、しかも「好きなことをやっていい、研究でもなんでも、勝手にやってくれ」という夢のような待遇(金銭的にも最高益だった)で迎えられ、いざ入ってみると……

確かに中の人間のやる気の『無さ』に愕然としてしまった。
とにかくなんでも、言われたこと以上はしない。上司に目を付けられそうな事はしない。(ゴマは丹念に擦り続ける、白も黒も実体がない)体裁を考えて、出入り業者に相見積を取ったり、競争させたりしない。そりゃもう、見事に『出ない杭に成り下がるための毎日』を過ごすという人々の温床だった。

そんななかで、ジブンは少しでもその意識を変えようと孤軍奮闘してみたが、ある日とんでもない事に気づいた。
そもそも、結構所長のもとでは業者の出入りがあったはずなのだが、いつもコアになるメンバーは決まってた。確かに経験と言うのは大切だけど、なんで若手を入れないでこのメンバーなんだろうと思って観察していたら……なるほど、残ったコアなメンバーは全てイエスマンなのだ。

黒いものを所長が「これ、白だろ?」と言うと「そうですね、どうみても白です」と言う。
そしてそのイエスマンの中にかつての相棒が入っていた。
もう、その中に染まってしまって全く気付かないようだが、それはとてもショックなことだった。

「新しい事をやろうとする気概を持った人間がいない」のではなく、そういう人間を排除して残ったイエスマンのみに囲まれているから、新しい考えが出てこなかった訳だ。

さて、長い前振りご清聴ありがとうございました。(笑)この後は早いよ。

ジブンが反旗を翻して、白は白・黒は黒と言ったら、上手い事契約期間を短縮されて職を失いましたとさ。(笑)

まぁ、そんなことは結構どこにでもあるもんなんだなぁという話。(なのか?)
あ、でも今はまた違う神に拾われて……(笑)

あ、そうそう、最後に重要な一文を。

『え……これ、読むの? なんであたしが? まぁいいけど……。 えっと、この物語はフィクションであり、登場人物や全ての名称事象が架空の……』

ネタ、わかる?w

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