『ぷ』じゃないよ。
まぁ、そのまま読んだら『ぷ』だけど……PU=PickUpです。
PUの中身です。
左側に見えるコードがちょっくらNGだったんで修正しました。
コイルの鉄心がちょっと錆びてたり、以前のペイントが残っていたりしてキチャナイですね。
そこで、ワイヤブラシで磨いてみました。
濡れているように見えるのは防錆用に薄く塗ったシリコンオイルです。
右は前回修正したケース(殻)。
左はPU本体(具)。
がったーい!(釣りバカ日誌とかだとモザイクになるんだっけ? あれ、釣りバカ日誌ってもうやってないんだっけ? あまり見た記憶がないんだよねぇ。寅さんは好きなんだけど)
こんな感じ。
取付用のネジは本来+ナベなんだけど、六角にしました。ステンキャップにしようかなーなんて思ったんだけど、ここだけシルバーだと浮くカナ? と。しかも、1本150円とか「馬鹿にしてんのか!」って値段だったし。
裏面に出したPUのコードをハンダ付け。そして、化粧カバー(フタ)を取り付け。
ちなみに元々のピックアップの色は、この化粧カバーと同色。
ね、PUカバーがこの乳白色だったら、なんか微妙な気がしない?
ブリッジ裏には誇らしげにMade in JAPAN。
やっぱりさ、古くても安くてもしっかりしたブリッジのギターとかベースっていいよね。
今身の回りにあるマテリアルで純日本製なんて無いだろうと思うと、この楽器にも更に愛着が湧く。
安かろう悪かろうじゃなくて、今一度本当の価値ってものを考えることが、この国の未来を考える事にも繋がるんじゃないかなって、最近思うんだよね。
修理完了。
白い方はココ数年使っているヤマハのMotion-B。こちらも結構古い(20年位前? もっとかな?)のですが、数年前に良好なコンディションのものを見つけて即買い。(あのころは金持ってたからなー)
後ろのブックシェリフはBOSEとJBL。共にこの狭い和室で音楽を聴く時用のSP。
あ、そうそう、なんかね、アリプロのPUはコードをなおしたらパワーまで上がった感じ。スラップでは相変わらずベチベチした音だけど、フィンガーでちょいメロディアスなラインってときには、この抜けた感じが結構いいんですよ。ただ、M-Bに慣れちゃってしまったようで、どうもポジションが合わない……。
まぁすぐに思い出すだろうけど。(笑)
という事で、Aria ProII のピックアップ修理は、これにて終了です。
次は何を治そうか?