そこには何がありますか?

17年間逃亡していた指名手配犯が捕まった。都内のマンガ喫茶に居た所、『似ている人物』との通報で逮捕に至ったと昼飯を食いながら見ていたNHKでやっていた。

まぁ、捕まったのは別にどーでもいい。というか、良い事なんだろう。
自分が関心を持ったのは、報道と野次馬。

既に容疑者(後にすぐ指紋照合で本人と確認できたらしいから犯人か?)が居なくなった件の漫画喫茶の前に陣取る報道陣と見物人の山山山。
とっくに犯人はソコに居なく、マンガ喫茶に来たのも当日の午前中だったというから、そこには何の形跡もなければ縁もゆかりもない。(警察が扱う証拠や足取り的なモノは残っているだろうけどね)
なのに、なぜそこに群がる?
「あー、こんなところに居たんだ」ってのはわかるけど、「で?」「いつまでもそこでなにしてはるんどすえ?」と思わずアララギ月日ちゃんヴォイスが脳内再生される。(これはこれで正しい中年の在り方とは異なる気もするが、そんなこと気にしていたらこの業界ではやっていられないので正しい事とする)

たとえば、「見たことも無いような大きな穴をあけて!」とか「警察官に追われてスカイツリーの先端に!」とかなら、行って見れば現象を確認することができるだろうから、その行動については合理性を見出せるんだけど、既にいないことがわかっている場所でいつまでも(しかも、マスコミなんて既にソコにいないのに「最初に連れてこられた〇〇署」前から中継とか)一緒になってそこに居続ける理由に合理性はおろか、無駄を感じずにはいられなかったんだよね。
このエコの時代に、なんと大きな無駄だ! と。

これって、国民性なんだろうか? それとも群集心理なんだろうか? ジブンはちょっと違ってるんだろうか? などと思いながら早々に昼飯を平らげて、残りの休み時間で錆取りなんぞをしていたのです。

え? 錆取りってなに? って?
普通、時間が余ったらするでしょ? 錆取り。
そっちの方がおかしいって?

そうかなぁ……?

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