このジムニー(JA71)の中に一台だけたまにスターターが廻らない古典部の妹みたいな貧乏神のじょしらくがいるっ! 

っていうタイトルのラノベ書いたら売れるかな?
つか、ジムニを擬人化すりゃよくね?ジムニって愛好家多いし、そのニッチな層だけを狙ったとしてもこりゃ当たれば大儲けじゃん!(アニメ化で借金位ちょちょいのパッ!だろ!?)
主人公はやっぱり、古くてあちこちボロボロになりつつもオーナーに可愛がられる健気な女の子で……あれ? 古くてガタガタのオンナノコって、ばーちゃんじゃねぇの?orz

さて、冗談はさておき(でも、ちょっとだけ書いてみたい気もする:笑)前回のAMiLOGに書いたもう一つの大きな不具合ってのがコレ。そう、何回かに一回エンジンをかけようとすると『カチ』と言ってセルが廻らないんだけど、何度かやってると元気に廻り出すという症状。実はこの症状はNetで調べるといっぱい症例が出ていて、古いジムニに関しては良くあることらしい。

だが、じつはこれ、ジブンは20年以上前にジムニ以外で経験済だったのよ。
当時の愛車、VW1200(通称ビートル、勿論空冷)でね。

その時ビートルについていろいろ教えてくれたM先輩(以前もココで登場したMな?先輩)から、ビートルにはよくある事だと言われていて、曰く

『あんな、どうもビートルも大概古い車やから、セルモーターの軸受けが楕円形に摩耗してまうらしいねん。ほんでな、キーを捻った時にその楕円に伸びた方に軸が挟まってまうと「カチッ」ってなって「なんでうごけへんねんっ!」ってなんねん。せやからそういう時は、セルモーターを直接レンチかなんかでドツイタルとええねん。そんでもあかんかったら、おしがけしたらええねん。いや、おまえな、笑ってるけど、ホンマやで。ムフッ、ムヒヒヒヒヒ……』

というアーノルドシュワルツェネッガーを、ほっそいアジア人にしたような先輩に(全然シュワちゃんの面影無くなってるじゃねぇか)洗脳され、何回セルをドツキ、何回人前で指を挿され、笑われながら車の押し掛けをした事か……。まぁ、そんな経過が有ったので、ジムニに関してもそうなんだろうなーと思っていた訳ですよ。

駄菓子貸し

上記のようにNetを調べてみると、どうもそうじゃないらしいと。どうも悪いのはセル自体じゃなくて、セルを動かすためのリレーが劣化するためなんだという意見と、それに対する対策を施して同じような現象から復調しているという例が多数みられたのです。

閑話休題:リレーって、なんぞ?
リレーってのは電気のスイッチです。ただ、普通のスイッチとちがうのは、電気式のスイッチってこと。大きな電圧がかかる部分につけるスイッチで……まぁ、長くなるからあとはググッて。(爆)

さてさて、そんなこんなでリレーを噛ましたスイッチを新設しました。ただ、他の人と違うのは、たいていの人が本来のスターターリレースイッチの代わりにこの新設リレーをかますのですが、ジブンはたまたまあったプッシュスイッチを使ってエマージェンシースターターとしました。

リレーをかましているのでここには大きな電圧はかかりません。なので使ったのは家に転がっていたジャンクオーディオの何かのスイッチです。もちろんキー連動で、少なくともキーがACC位置に無いとセルは廻りません。キーを捻ってセルが動かなかった場合のみ、キーをそのままにしてボタンを押すとセルが廻るのです。本格的にキーを廻しても全くかからなくなったら、そん時はキー連動にすりゃいいんです。そんなのチョロイです。そのチョロさがエロイ人にはわからんのですよ。(謎)

で、実装してその後の非常時にどうなったかと言うと……
メインスターターON!
『カチ』
エマージェンシースイッチPush!
『カチ』
「なめとんのかぁワレ!?」(爆)

さて、何が悪いんだ?
一応、これ以外にも『バッテリーの劣化』という要素があるという事もたくさん書かれていたので、泣く泣く調べてみましたが(普通そっちが先だろ?<ジブン)、バッテリ単体で12.8vあります。比重計は持ってないけど、この車のバッテリには買った時からバッテリリフレッシュ用のツールみたいなのがついていて(サルフェーションなんちゃらみたいなの)そのインジケータは良好を示しています。まぁ、テスタを当てたりする分には、極端に劣化しているとは思えないんですよね。

でもなー、あとはなー、思い当たる所はなー、うーん。
でも、仕方ないからバッテリを注文してみやした。

ほんで、注文してみたんだけど、やっぱりセルも見ておくべきだろうと重い腰を上げたという訳です。
(前説のご清聴ありがとうございました。)

コイツ(正面の奥)がセルモーター様。手前はエンジン始動時にセルの歯車を引き出す電磁クラッチ(という表現で合ってるのかな?)。コイツを取るには12mmのボルトを2本取ればいいだけなんだけど、これがまた奥まった狭い部分にあって手や工具が入らないんだ。

特に、上にあるボルトはデスビキャップを取らなければレンチが入らないので、まずはキャップ外しから。

あははは、買ってから初めてキャップを見たけど、端子がNGでした。丁度いい機会なので整形&清掃しておきましょう。

で、漸く少しだけレンチが振れます。これを鑑みるに、2stジムニはスカスカで楽なんだろうなぁ。ま、これでもテラノに比べたらすっごいスカスカなんだけどね。

なんとかセルが取れました。ちなみに手前の棒はオイルチェックゲージの管ですが、これを外さないとセルが出せません。

取り出したオイルチェックゲージ。以前のAMiLOGで、この付け根からオイルが漏れているようだと書きましたが、どうやらこのOリングが問題のようです。組むときに変えましょう。

まぁ、セルですね。思ったほど汚れてない感じがします。

分解完了。
うーん、思ったほど汚くはないし、劣化もしていないようです。
まぁ、コミュテータはオヤクソクのブツブツが出ていますけど、まだ溝もちゃんとあるので大丈夫でしょう。

コミュテータを軽くペーパー掛けして薄くグリスを塗りました。あ、グリスは導通性のものを使いましょうね。それからあくまでも薄くですよ。

ブラシもまだ大丈夫そうです。ケース内部が汚れてますが、この後拭きました。

リビルドスターターの完成です! って、全然ビルドしてねぇじゃん!

あとはバラしたのと逆順に組んでいき、オイルゲージのOリングをストックしてあるリングから選んで交換し、試運転です。

さぁ、意気揚々とスイッチON!

『カチ』
「シバクぞ、ボケェ!」

まぁ、バラしたセルが思ったほど悪い状態じゃなかったので、ちょっとは予測していたんですけどね。仕方ないのでエマージェンシースイッチをON!

『カチ』
「ちっ……ん?」

そう、その時気づいたのですが新設エマージェンシースイッチを押した際に出る音がリレーの「カチ」ではないんです。あくまでスイッチの機械的な「カチ」音なんですよ。

ってことは、もしや?

早速新設したリレーとバッテリとの間に設けたヒューズを見てみました。

「ありゃ、切れてるわ……あ」

そういえば、最初にテストをしたときにとりあえずという事で5Aのヒューズを入れていた事を思い出しました。一発目が上手く行ったら手持ちの大容量のヒューズに変えようと思ってそのままでした。
ちなみに、この部分は電磁クラッチ用の電気が流れるので、セル本体並じゃないですが結構な電圧がかかります。5Aなんて、正常でも過負荷で切れるでしょう。

という事で、早速20Aに交換。
再びエマージェンシースイッチで起動!

「キュルル、バウン!」

あ、あはは、あはははは、もしかして、原因ってヒューズだったんかい?(爆)

まぁ、そうは言っても分解清掃してグリスアップしたセルは、その後のキーでのスタートでも確実に軽く回るようになったし、これで新品バッテリが来れば、万が一NGがあっても面倒な不具合原因の一つはツブしてあるから大丈夫だし……大丈夫だし……大丈夫だよな、ジブン。(涙)

うーん、どうもおいらはメカニックには向いてないようだ。

さてさて、今回はこんな感じ。あとはバッテリが来てから、どこがどう変わるかって感じかな?

と、じつはコレを書いている間にバッテリが届いた。
速ぇな通販。
んで、早速変えて見てイグニッションON!

『カチ』
Shit!

でも、メゲずにエマージェンシースイッチPush!

『キュ、ボボボボボボ』

あはははははー、やっぱりヒューズさえ見ときゃよかったみたいだねー。
orz

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