あけました。 ジムニも開けました。

特に目出度くはないけど、まぁ休みだし、朝からチビチビ酒飲んで、いいーんじゃねぇの? っとことで

本年もよろしくお願いいたします>各位

さて、正月だったり新年だったり世の中は色々と区切りをつけたがるけど、時間は連続的なものでありソレについては区切りと言う点はないという観点から、ジブンは特に正月行事は行っていないんだけど、まぁソレはソレ。都合のいい行事は行っている(楽しんでいる)訳で、本来ならジムニも気分一新、新章としてレッツらゴーとなるべきところ、まぁ時間の連続性から勘案すると前回のおさらいからという事になって然るべきであると慮る訳であり候などと言ってる時点で、コイツ正月の朝っぱらからだいぶ飲んでるなと……(爆)

ということで、ジムニのデフロスタが効かない&ウインドウウォッシャーがステアリングコラム付近から膝にダバーっと出てくる症状を直す回の報告です。

ちなみにジブンの会社は30日まで営業でしたので、当然修理ができるのは31日。年明け1日には日本海側で大雪と言う予報だったので、もう逃げる事は出来ません。
にしても……雪だぜ、オイ。

まずは下準備としてステアリングを外してメーターパネルを取り外します。いつも思うんだけど、このハザードスイッチが凄く邪魔なんだよね。「お兄ちゃんどいて、ソイツ殺せない」ってくらい邪魔。仕方ないのでいつもはステアリングポストのネジを緩めてステアリングシャフト自体を下へ引き下げてメーターを無理やり外しています。

メーター外しました。

まぁ、デフロスタに関してはココマデする必要がない事は事前に分かっていました。足元の切り替えレバーで動くダンパー(遮蔽版)の動きが渋くて、それにより上手く風が切り替わっていない事がわかっていたからです。但し、今回はウインドウウォッシャーの件もあったし、風の経路も見てみたかったのでバラしました。
風を各部へ送る蛇腹のパイプは嵌っているだけなのでポコポコ取れます。また、蛇腹なので取付も難しくありません。一応運転席周りのパイプは全て取り外して確認しましたが、特に問題はありませんでした。

コンな感じ。

問題はむしろ足元のリンクです。写真真ん中で指を挿している所がわかるかな? この辺のリンクが経年劣化でグダグダになってきています。一見送風ダンパーを正常に動かしているように思われますが、各部のガタや動きの渋さ等で完全に風が切り替わらないのです。
特にジムニのデフロスタは足元に送る温風を遮蔽して窓まで持ってきています。そのためこの遮蔽が上手くいかないとデフロスタに風がきちんといきません。
さて、では対応は?
センターコンソールやダッシュボードを剥いで各ダンパーに繋がっているリンクを掃除したり、ダンパー付け根や可動部を清掃・グリスアップすることによって治ると思いますが、そんな事しているほど暇じゃありません。
なので、今回は最下部の足元ダンパーを的確に閉じることができるような形に、リンケージシャフト(ダンパーを押すシャフト)を自作してみました。

これが本来のリンケージシャフトです。見た目の劣化とかは各部を見ても感じられません。言い換えればそれほど微妙な変化で機能不全を起こすという事です。これはある意味、掃除してもまた起こる可能性が大きいとも言う事です。なので、作っちゃうのです。

まずは元のダンパーを伸ばしてみました。
案の定、だいぶいい感じになりました。ですが、機能を回復するには長さが足りません。そこで、手持ちのピアノ線をちょっと長くして取り付けてみました。これで、ほぼ機能的には回復したといっていい結果が得られました。
ちなみに、ピアノ線の太さは半分以下ですが、オリジナルのなまくら鋼と遜色ない硬度とそれ以上の柔軟性があります。本来ならホームセンターへ買いに行く所ですが、暮れの押し迫った時期に野獣の群れに好んで突っ込むような事は極力避けたいのです。手持ちの線は細いですが、取付時にちょっと工夫すりゃ大丈夫でしょう。

最終形態はこんな感じです。先ほどのピアノ線の線長を維持したまま、各部への干渉を避けるため逃げを作り、更に取付の際確実にホーン(耳)へロックされるような形にしてあります。
あ、ちなみに線長はちょっと長めです。曲げ部分があるので、長すぎてもそこが吸収してくれます。

こんな感じで取り付けてみました。奥側のホーン穴にはクランク形状に加工した部分を差し込んで上からロックしています。線が細くなってロックが効かない筈ですが、クランク形状にすることによってロックのスラスト方向に摩擦力が生じ外れることはありません。同時に順方向へも外れません。何故か? よーく考えればわかりますよ。

で、手前のホーンの取付に関してはクランクにはできないので(ホーンを外せばできるけどめんどいしぃ~)ホーンに差し込んでロックをしました。但し、このままだとピアノ線の細さゆえにロックが外れるので、インシュロックでロックを固定しています。

これでデフロスタへの導風は万全となりました。

ちなみに、31日は雪の予報じゃなかったのに……あっという間にこんな感じです。
作業前の写真にはルーテシアに雪なんてなかったのにっ!
軒下整備は修行です! でも、できるんです! 甘えはいけませんっ!(爆)

さて、次にウインドウウォッシャーの不具合解決といきましょう。

ウインドウウォッシャーに関しては、デフロスタの不具合を見つけた際に足元やインパネ裏あたりをガサゴソ弄ってみた後に発症したので、間違いなく内部のチューブが外れたか切れたかが原因と思われます。

本来なら、ダッシュボードを取るのがいいんでしょうけど、コンな雪の中でソンな事やってられっかー! って事で、できるだけ外さなくてもいいようにダッシュボードのメーター穴から手を突っ込んでガサゴソ原因を探ります。

めーっけ!(爆)見事にウォッシャー出口に繋がるホースが外れてました。んで、この繋がる先を手探りで探して、あとはそこに再度繋げばいいんですが、相方の方が……方が……すんげぇ奥まっていて絶対にジブンの手では届かない位置でした。(触れることはできるって所が悔しいじゃないか!)
まぁホースが縦にくぱぁっと割れてなかっただけ幸運だったかもしれませんが……。

仕方なくセンターコンソールを外しました。ちなみにこの状態でもインストール部分は見えません。左写真のドライバーの先辺りです。

で、ホースの先がだいぶアレだったのでちょっと切りました。当然ホースは経年と寒さで硬化してますのでヒートガンで炙ります。「あちっ! あちっ!」っといいながらインストールしたら、根元をインシュロックで縛ります。凄く辛いけど頑張って縛りましょう。

でけました。テストの結果は上々の奇妙な冒険野郎でした。

結局ここまでバラしました。 ジブンとしてはメーターパネルを外した時点で「これだけでイケるかも!?」と思ったので、予想外の大仕事にはなりました。でも、ダッシュボード外すよりは全然良かったですけどね。

で、ついでなんで懸案事項の幾つかをやっちまうことにしました。

このパネル、夜になると全く見えないんです。えぇ、勿論答えは簡単。

ウェッジ球の球切れです。ウェッジと言っても鹿目まどかの笑い声じゃありません。
ところで、こんな小さなウェッジ球の予備なんかありません。LED化?それも考えたけど、既にこの時点で身体がかなり芯まで冷えていて、なによりも作業時間を短縮したかったのです。で、思いつきました。
「どーせタバコ吸わないから灰皿の照明いらねぇじゃん!」
という事で球を付け替えて無事終了です。

ぱっと見以前と変わりませんが、オーディオ用の配線の取り回しなどを以前のオーナーのやりっぱなしから再考し、再インストールしました。特に足元の配線のおさまりを再考したので、足元に温風が届きやすくなりました。子供の送迎時に寒い思いをさせなくていいかもしれません。

デフロスタから風も出るし、ウインドウウォッシャーも出るし、センターコンソールは暗くても見えるし、一応これで作業は終了です。

あ、やり残したのはメーターパネルの4WDインジケータが点灯しない件ですね。ちょっと思いつくことをやってみましたが、メーター側は問題ないようです。ということは、ギアのセンサ(SW)側か、どこかのカプラかな?
それからセンターコンソールを剥いでわかったのですが、エアコン関係のカプラで幾つか遊んでいるモノや無理やり挿してあるものがある事に気づきました。

よく見るとエバポレータも埃が付いていますが、Netで見る地獄絵図程ではありません。という事は、もしかしてこの車のエアコンってどこかの時点で何かの流用をしているか、取り替えてある? という気もします。

電気系はもう少し弄ってみたい部分なのですが、どちらにせよ回路図が無いと難しい(楽しくない)ですので、それはまた別の機会の楽しみとして取っておきましょう。

ちなみに一夜明け一月一日朝の様子です。

去年の不具合は去年のうちにやっておいて良かったと思った元旦でした。

はたして、今年は何処を弄る羽目になるんでしょうか?

できる事なら、楽しめる程度にしてくれると助かります。(笑)

今年も、Let’s ジムバラ!(爆)

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