グラトラのメーターが見にくいんです!

ちょいと前からKLXに代わって通勤の足となっているSUZUKI グラストラッカー250。
まぁ、各所のチープさは否定できないものの、足ならまぁまぁこんなもんかな? なんて思っていたんですが、一つだけ決定的に使いにくい点がありました。
それが……

このスピードメータです。

これ、たぶんノーマルだと思うんだけど(確信はないです、なにせ中古車だからね)トリップメータが付いていないんですよ。
んで、ついでにこの車両、タンクが小さくおまけに燃料計がないということで、
小さいタンク×燃料計無し×トリップ無し=流石に疲れる
という独自公式に思いっきり合致してしまったという訳なんです。
ま、ついでに言うとメータのバックライトが暗く、夜間の視認性がすこぶる悪いってのもありまして、

メーター変えようかなー

と思ってAmazonなどを見ていたのでございます。

Amazonには機械式のトリップ機能付きメータでポン付けできそうなのが数点ありました。
安いものは機械式アナログトリップ付きで1500円くらいだったかな?
でも、現在ついているメータと似たようなものなんですよね。
あ、別にこのシンプルなデザインが嫌いという訳じゃないんですよ。
タコメータだって、無ければ無いで問題ないですし。

但し、純正メータの不満点である『夜の視認性』を考えると、機械式アナログメータってあまり期待できないんですよね。なにせ、通勤で使うと必ず帰りは夜になるので、夜見づらいのは困るんですよね。(結局その後、その職場とはオサラバになるわけですけど)

んで、色々見ていたらコンなものを見つけました。

中華のオールイン・ワンデジタルメータです。
丸いメータベゼルの中にタコ・スピード・オド・トリップは勿論、燃料計(今回は使いません)、ギアポジションインジケータ(今回は使いません)、アクセサリーライトのインジケータ(今回は使いません)、ウインカー左右インジケータ、Nインジケータ、ハイビームインジケータ等々をオールインワンしていますので、メータを置き換えても元々のシンプルな感じをそんなに壊さないんじゃないかな? と思った事と、なによりその価格に惹かれました。

このタイプのデジタルメータって、ホンの数年前まではKOSOなんかでも1.5万円~3万円位した記憶があったんですが、同じような機能で送料込み4,000円でお釣りがくるという……
嗚呼、時代ハ加速度的ニ進ンデゐルノダネ
なんて思った次第でございます。
(価格はこの文章執筆時点のものです。保証はしません。一応リンクをのせておきます)

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まぁ、ソンなこんなで「この価格ならダメでもまぁいいか」なんて思ってポチっと押して、中国からの到着を待つこと10日ほどでこのたび無事に届いたという訳で、早速取り付けとなった訳でございます。

さて、まずは既存メータを取り外します。

新しいメータにはインジケータが一緒になっているので、元々のインジケータも躊躇なく外します。ヘッドライト左に見えるのが取り外されてぶら下がってる純正メータです。(笑)

さて、それでは新しいメータの取り付け位置をイメージします。
イメージ、何事もそれが大事です。

あ、ちょっとイメージについて気になっていることを書かせていただきます。
イメージって、本当に大事だと思うんです。
いえ、何も工作だけじゃなくてね。

人生においても大事だと思います。
『今ここでやったら、先がどうなるか』
『今ここでやらなかったら、先がどうなるか』
『今ここで関わったらどうなるか』
etc
昨今、簡単に他人を刺したり、子供を放置したり、匿名性にカコつけて中傷したり、イジメたり、それらって、ほんの少しイメージするだけで回避できることが多いと思うんですよ。
ではなんでそのイメージができなくなったのでしょうね?
私もよく使いますが、いつでもどこでもG先生に聞いたり、他人の目や見解に左右されたりすることが多い現代では、自ら考える『癖』が減っているんじゃないかな? なんて思います。
そういう意味では、工作(特に自由な工作)って、色々考えるいい訓練になると思うんですよね。
自分の事、隣の人の事、他人の事、そしてなにより、未来の自分や愛する人の事をイメージすると、もう少し冷静になれるんじゃないかなと思ったりします。
あ、すいません、話が逸れました。

で、なんだっけ、そうそうイメージです。
とは言っても、この車両はシンプルなデザインが似合うと思うので、あまりエキセントリックなデザインにはしたくありませんから、オーソドックスですが思いっきり真ん中にドンと置くのがいいでしょう。

こんな感じですね。
で、じつは今回は、ここからが本来のイメージングとなります。
そう、メーターステーを作るのです。

いつものハルク……いや、ホーガン氏……じゃなくて、軽く方眼紙です。(笑)
何かの余りの半円形のものを使いました。

色々イメージングして作ったのがこんな型紙です。
ここまで作るのに採寸したりなんだりと15分くらい?
でもまぁ一番楽しい時間です。(腰が痛くなければ)

ストックしてあったアルミ板に型紙から転写します。
今回はR1150GSA用のパニアケース関係の部品を使用しました。3.5mmのアルミはリブが入っていてかなり頑丈なのですが、丁度リブには引っかからないようなので、曲げも大丈夫でしょう。
あ、そうそう、もちろん型紙の段階で実際に取り付けられるものは取り付けて、マウント(偽装)してみます。上の図ではその際「あと1cm伸ばした方がいいかもなぁ」と思ったところを伸ばしてあります。Make&Try. イメージして違ったら修正する。何度でもやればいいんです。落ち込んでる暇なんてありません。人生にも工作にも重要ですね。

汗だくですよ。
えぇ、いくら秋風とは言え、文字通り汗だくです。
バンドソーとかコッターマシンが欲しいです。

円形部分や中抜き部分はいつも通りドリル&糸鋸です。
この後全周及び丸部分を鑢で整えます。
えぇ、勿論手鑢ですよ。
ココまで来るともうすでにパンツまで……。

メータに角度を付けるためにステーを曲げました。
そして仮止めしてみると……なんか、思ったより大きすぎました。
ステーの丸がメータの大きさなんですが、横にはみ出し過ぎです。
なので、修正することにしました。
そしてまた手鑢で整えて、ペーパー掛けてなだらかにして、ソノ辺のスプレー使って……

コンな感じになりました。
もう少し色々と細くしたい所です、肉抜きするだけでかなり印象が変わりそうですが、メータの重量や振動を考えると今回はこの位の方がいいんじゃないかな? なんてのは実はタテマエで、ホンネは「あー、もうめんどくせー」ですね。(笑)
ま、足車なんで、コンなモンでしょう!

前から見るとコンな感じですね。
うーん、なんかスカチューンみたいだなぁ。
あまり好きじゃないんだよなぁ……。
まぁちょっと考えてみましょう。
そのうち見慣れるかもしれないし……。(爆)

さて、工程としてはこの後車速センサを取り付けたり、配線を切った張った改造したりと色々必要なのですが、ちょっと腰が痛いのとパンツまでビショビショで気持ち悪いので、今回はここで終了としました。

うひー、さっさとシャワー浴びて、
ビール呑むぞ!!!(笑)

 

 

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