YAMAHA SEROW225 1KH

今回のドナドナさんである。

売れると思ってなかったんだけどなぁ……
絶対売れないだろうと思ってヤフオクに出したのを忘れてた。
落札通知が来て「えええええーーーーー、アシなくなるじゃんっ!」って。(苦笑)

ソコソコの値段だったんだけど、自賠もついていて
はっきりいってここまでかかった経費を考えるとまたまた大損なのである。(涙)

さて、では恒例のインプレを。

「吾輩はセローである、セルは無い」
と古の文人が言ったように(言ってねぇよ)このセローにはセルがない。
おまけにタンクも小さく、ついでに空冷である。
したがって、すこぶる軽量である。

開発者の「二足二輪」というコンセプトの通り
ガレ場で両足をつきながらモソモソと、それでも確実に前へいけるように考えられた車体は
すこぶる足つきも良い。

街中で縁石を気にすることなく、狭い路地での方向転換も苦にならず
田圃道をスタンディングでパリダカ気分で、そしてツーリングで燃費も気にせず
と、とにかくオールマイティである。
いや、ほんと、色々使いやすいバイクだった。

しかし、勿論欠点もある。
年式故の経年によるものは除くとして、まず絶対的なパワーが物足りない。
バイパス(平均80km/h~100km/hで流れている)での追い越しなどは結構気を遣う。
あと、このモデルはシングルバレルの強制開閉キャブなので、慣れるまでは結構始動にコツが居る。
但し、一回エンジンがかかってしまえば全く問題ない。
フライホイールがかなり重くなっているらしく、スーパーローと相俟って下では凄く粘る。
ただ、反面吹け上がりのピックアップは重い。
まぁ、このバイクに実に似合った味付けと言えよう。

それから結構大きな欠点は、ライトが暗いという事。
結構ってどのくらいかと言うと30w/30wくらい、暗い、CRY。
結構殺人的である。
また、オルタネータから直接交流がライトに行ってるのでHID化もめんどい。
まさに、めどいさんなのである。
(個人的にはヤクイさんの壊れっぷりが好きだ。愛しているほどではないが。)
そうそう、規制前のマフラーからは結構勇ましい音がする。

さてさて、ちょっとTIPS。
じつは、このセロー希少種である。

セローの初期型には二種類あって左がジブンの乗っていたもの。
右がいわゆる初期型のセロー(YAMAHAさんから写真を失敬)である。
ワカルカナ?
そう、左はツノが枝分れしているでしょ?
これはYAMAHAのデザインチームがカモシカのわかり易いイメージという事で作ったデザイン
なんだけど、発売したら識者から「カモシカのツノは枝分れしてない!」と指摘され
すぐに右のデザインに変更したといういきさつがR。
(だいたいこんな話。詳しく知りたい人はググッてね)
一説によるとこの初期の初期型は1000台ほどとか?
まぁ、だからといって値段が上がる事は無いけど、SEROWの集まりに行くと
ちょっとだけ誇らしかったりするかもしれない。
(ジブンは行ったことないです。スンマセン)

まぁ、残念だが来週からは新しいオーナーに是非とも可愛がってもらいたいものである。

 

さて、全くカンケーないんだが……
倉庫を整理していたら出てきた。

GPZ400Rのカワサキ純正SPキットのアルミドリブンスプロケットセット。
もちろん、一般公道使用禁止品である。(付けていても誰もわからんだろうけど:笑)
欲しい人いる?
え?
あげないよ。
ちょっと見せびらかしたかっただけ。(嫌な奴)
というか、こんなんいっぱい出てきたけど……流石にこれは売れないなぁ。

カテゴリー: GPZ400R, バイク・モーターサイクル パーマリンク

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