ということで、前回に引き続きボロニ―バンパーのノーマル化第二弾Death。
前回のおさらいをすると、このいい加減につけたバンパーが出っ張り過ぎていてこのままでは車検に通らないぞという事でした。ではなぜ前回はこんなにバンパーを突き出したのかというと……
上の写真でわかるかな?
これ以上車両側にバンパーを持っていくと、まずは取付ボルトを締められない(レンチの入る隙間が無くなる)という事と、じつはもう一つ、元々バンパーを止めるバンパー側のステーが、バンパーレス時にウインカーを止める為に後付けされたウインカーステーに当たってしまうという事実があった訳です。
この状態でバンパーはノーマル時より約5cm出ていたんですが(リアからの計測を勘違いしていた。この問題はまた後で書くことになると思います)この位置で車両側に押しても約2cmしか下げることができないのです。
まぁ、「だったらそんなステー取っちゃえばいいじゃん?」と思うのですが……
後付ウインカーステーを取ったとしても、本来の位置より2cmほど下がっている状態では、ノーマルバンパーに付けたフロントウインカーユニットが、メンバーに当たってしまうのです。(- -;
となると残る方法は……寄せてω上げるっ!
じゃなくて
押してあげるっ!(あんまり変わらんな:笑)
再び取り外したステーを、線の位置まで切り詰めます。
約50mm押して(短くして)25mm上げてみました。まだ仮付の状態ですが、なんとなくステーはこれで良さそうですね。
但し、問題があります。
この問題が解決していたら最初からこうしていたよと言う問題です。
現在ステーを止めている向かって横向きに入っているボルトは、バンパーが付くと絶対手が入らないので締めることも緩めることもできません。また、この状態で正面穴からネジを通してにバンパーを付けると、その裏側(Pと書いてある斜め上の穴の向こう側)でナットを保持出来ません。
本来なら、このステーのPと書いてある裏側にナットを溶接してしまえば簡単に済む話なんですが、ジブンの手元には溶接機がありません。エポキシ接着剤なんかも考えたのですが、専用の接着剤がありません。(今の板金は溶接じゃなくて接着に変わりつつあります。この専用接着剤はすっごくイイらしいです。本当に取れないらしいです、でもムチャ高いらしいです使ってみたいです。誰か分けてくれないかなぁ)まぁ、この問題が解決できれば最初からやっていたんですけどね……。
で、悩んでいても仕方ないので色々と考えてみました。でもやはり、ここにナットを固定しない事には先に進めない気がします。
とその時……「パンが無ければビールを飲めば良いではないか」とマリーなんちゃらネットの声が……。(笑)
そう、溶接は出来なくても、ジブンにはハンダがありました。(笑)
早速ナットとステーをペーパー掛け&脱脂して、ハンダ一式を用意しました。
と言っても、普段使ってる30wのコテと糸ハンダじゃありません。ステンド用のぶっといヤニなしハンダと100wのコテです。ええ、そんなモンも持ってるんです。ステンドもやるんです。なんでもやるんです。ただどれひとつ実にならないだけなんです。(涙)
いつものように作業に夢中になっていて作業中の写真がありません。(いつもすまねぇ……)
出来たステーに色を塗った所で写真を撮ってない事に気づきました。
これが、一応完成したステーです。
車両に取り付けてみます。
うん、いいじゃないか。(笑)
あとは、バンパーをつけてボルトを締めたとき、ハンダが剥れなければいいなぁと……。
うりゃっ!どやねん!
いいじゃん?
ちょっと右が下がってるのは下側ボルトの長さが足りずに締めてないためです。
心配したハンダも全く問題ないようです。(連続した微振動には弱いだろうから、今後どうなるかはわかりません)この後、幼稚園から帰ってきた息子を乗せてホームセンターまで走りボルトを買って締めた絵が
どーよ、ノーマルじゃん!!(ちょっと得意になってます。いいじゃん、こんな時くらい)
これで前後ノーマル。全長も見事に+1cmになった訳で車検も大丈夫!
……ではないのDeath。
賢明な諸兄ならお気づきだと思いますが、じつはノーマルなのに約1cm増えているという所がミソ。
ヒントはリアビューという事で。(わかるかな?)まぁ、これもボチボチやりまっしょい。
本日のど根性さん
10月になった今日、夏の名残か勘違いか、落ちた種から芽を出した朝顔が一輪の花を咲かせてました。