ガイガー迷走

ガイガーカウンタなんてものを作っていて（回路は人任せ）小型化したら世の中にとって便利なんじゃないだろうか？　と思っていたのだけど、その実ゼンゼンまったく、少なくとも自分の暮らす新潟では家族以外は親戚すらソンなものに興味を示さない。
その最大の理由が「新聞で大丈夫だって言ってるから」だそうだ。
まぁ、幸いにもソレを言う親戚連中は年寄りばかりだから、「あーそうだね、先がない人には関係ないからねー」と流すのだが（元々口が悪いのは承知の上だから周囲もあまり気にしない）小さな子供を持つ親たちにはちょっとは興味を持ってほしいと思っていた今日この頃である。

まぁ、実際ジブンの周囲でも表だってソレを気にしている素振りをする者はいないが、ジブンだって普段はそんな素振りを見せてる訳ではなく、ただ、地味～に行く先々で線量を測ってみたり、普段家でカウンターを稼働させてる位だから、潜在的な心配症（笑）は居るのかもしれないと思ったりしていた。

そんな折、少し前のことだが一通のメールをいただいた。
宮城県在住の方だが、モバイルガイガーに興味を持って頂いたとの事だ！
ご子息の外出の際に持たせたりしたいとのこと、嬉しいじゃないですか。

で、ご本人、早速作ってみたのだがどうも上手く動かないとのことで、ジブンの実験用に作った基盤の実費配布に手を挙げけ下さった。

こういうのって嬉しいんですよ、モノを作る側とすると。
今回は実験用に作った（作りかけの）基盤の流用で、しかもまだ完成していない状態のものだったので、まったく儲けなし。でもいいじゃん、それで誰かが安心できるなら。と思って受けたのですが……

何故か今まで作った基盤と仕様は一緒（若干さらにコンパクトにはしたんだけど）なのに、マトモに動作してくれない！
何が凄いって、リークが半端じゃない。
一応この休みのうちに何とかしようと思っているんだけど、今のところ原因が……不明。
この回路の設計者でもあり、今回の事故を始めとする放射性物質拡散に警鐘とそれに対する啓蒙を行っているＵ先生が以前、「結構この回路のリークで苦しんでいる人がいるみたい」という話をメールで聞き、「なるほど、ならばその問題を切り抜けたジブンが今度はそのＫnｏｗＨｏｗを……」なんて思ってたのに……ショック。orz

ということで、ちょっと難航しております。
誠意原因捜索中（！？笑）ですので、今しばらくお待ち願います！

しっかし、ホントにわっかんねぇ。
焼酎にでも漬けてみたら上手く行くか？
あ、ジブンが漬かってりゃ世話無いか……（爆）

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