ということで、午前中に懸案事項の一つだったアンプの修理を。
KENWOOD のKA929ってヤツです。
数年前、ハードオフで『動作しますがガリが酷いのでジャンク扱い525円』という、たまたま陳列されたばかりのものを即購入しました。
ちなみにジブンの(ジャンク)オーディオ購入基準は
値段>重さ>製造国>面白さ>ジャンク具合
となっていて、とにかく安くて重くて日本製なら壊れていても良いと……。(笑)
んで、前知識のないコイツでしたが、値段の安さとそして重さで基準クリア。
そして持ち帰って直して(ガリなんてボリウムのカシメを取る覚悟が有れば直すのは結構簡単です。まぁ、慣れないとボリウムのカシメを戻せないんですけどね:笑)ふと思いついて設置してみると……
仕事用に使っているPCの袖机の幅に丁度いいじゃないですか!(幅約34cmとアンプとしては小さい)
それ以来、仕事用PCの主モニタ用アンプとして使っていたのでした。
(主モニタは音楽や映像関連を見たり編集時に使用する。それ以外は自作の小さなサブモニタ用アンプと小さなSPで音を出している)
んで、今回何処が壊れたのかと言うと、ある日を境に音が途切れるようになり、最終的には全然でなくなったという現象。(以前、片Ch→全Chが死んだとココに書いた通り)
なんとなく原因の予想は付いていたんだけど壊れたのが年末という事もあり、ちょこっとバラしてみたものの腰を据えて検証して無かった件のリベンジとなった訳です。
今回は腰を据えてリビングの大きなテーブルを占拠し、息子が目をキラキラさせながら覗き込むのをしり目に、せっせとバラしていきました。
そしてテスター片手にせっせと……
「とーちゃん、これなに?」
「コンデンサ。電気を溜める所」
「これは?」
「トランジスタ。電気を混ぜる所」
「これは?」
「トランス。大きい電気を小さくするところ……楽しいか?」
「うん!」
「そりゃよかった……」
などと、だいぶ親子の会話も成立するようになり(笑)なかば呆れてる嫁をしり目にテスターとルーペで当たる事10分少々。
「あ、あった……」
恐らくココだろうと思えるハンダクラックを発見。早速補修するとともに、周囲の不安箇所も補修しておいて……テスト。
「どーよ」
そこには、ドヤ顔の我が息子の父親が居ましたとさ。(笑)
うん、「何が無くとも、まずアース」ってのは、やっぱり基板上でも同じですね。>U先生
さて、という事で結構あっけなく治ったこのアンプですが、肝心な音はと言うと……まぁ、ソレなり。
下が若干弱い気がするけど、結構ナチュラルで悪くない感じです。
(好みは別として、仕事用に使う分にはナチュラルってのは良いですね)
ちなみに、このアンプが故障中にアンプを使う仕事の依頼はなかったものの、音を聞くために代用していたYAMAHAのパワーアンプが100W+100WのPA用だったので、そっちの音に慣れちゃったから下が弱く感じているのかもしれません。
んで、直して改めてこのアンプの素性を調べてみたんですが、なかなか情報がありません。
ですが、某ブログの書込みに『HDコンポという、高級単品仕様のシステムコンポ用です。』という書き込みがありましたが、それ以上はよくわかりませんでした。どなたか素性を知ってる方が居ましたら教えてくださいませ。
※まぁ、知った所でどーってこと無いんですけど、気になるじゃん?(笑)
さてさて。
まぁ、楽しんで、しかも直ったから、今日の作業はとても有意義だったなと。
たまにはこんな日もないとね。(笑)
ということで、今日はオシマイです。
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