R1150GS(ノンサーボ) ABS完全撤去 その1

秋です!

我が家の前の田圃の稲も黄金色になりました。次の連休辺りには稲刈りかな?

連休と言えばこの日がそうでした。朝一で古くなってHIDが点滅していたMate90のバッテリを交換し、様子見に万代バスセンターまでひとっ走り。

そこで名物の立ち食いカレーを食べてきました。画像的にはフツーですが、本物はもっと黄色というか、レモンイエローに近いような(ちょっと大袈裟か)色です。味は昔ながらのカレーで、薄い豚肉と大きな玉葱が入っていて甘めのルーは小麦粉と片栗粉で伸ばしてトロ味をつけたような、まさに昭和のカレーです。
写真はノーマルで460円。大盛りは確か540円ですが、以前大盛りを食べたらそのコメの量に圧倒され、正直に言うととても美味しいんですけど途中で飽きちゃったという……。まぁでもハラペコ学生にはうってつけでしょう!

で、Mateも快調、腹もこなれて家に戻ったジブンはR1150GSのブレーキをアップデートしようと思った訳です。

ま、アップデートと言っても、最近揉み出ししても引きずり気味なブレーキの掃除と、以前から壊れていたので電気的に殺していたABSを完全撤去しようと思った訳で、当然お金が無いジブンはホース類をそのままで行おうと画策していたのでした。

が……こんなことになっていようとは……(詳しくはコチラ

で、写真がコレ。

まったく、レバー握ると「ダバダバダバダバ」だもんなぁ。いや、ホント、死ななくて良かったよ。

ま、結局やる事にはあまり変わりがない(ブレーキホースを買い足すくらい。財布的にはイタイけどね)のでチャッチャとやっちゃいましょう!

※注意※

以下の作業は命にかかわる重要な部分に手を入れるものです。不安な場合は絶対にやめましょう。また、このブログ内で書かれている事は保証できる事でもありません。やるなら自己責任で。
動かない車両は動かないだけですが、止まらない車両は貴方の生命を危険に晒すどころか、第三者にとって凶器ともなりうるものです。そのあたりを肝に銘じてください。
尚、自分以外の車両の制動系を弄るのは、有資格者以外認められていません。

では、あらためて。

左の写真はバイクの右側から見たABSユニットの位置関係。え、わからない?バッテリの前についている長方形や円柱がゴチャゴチャっとしたところ。左側から見たのが次の写真。ニップルが二つ出ているのはフロントとリアのエア抜き用。つまり、ABS車両は重いタンクをよいこらしょっと外してココのエアも抜かないと駄目。結構メンドイんです。

で、ココまで来て疑問が。ABSユニットにくっついているボックスにデッカイコネクタみたいなのがついている。(メインのコンピュータはABSユニットの前方の更に大きな弁当箱)で、外してみたらやっぱりコネクタ。えぇぇぇぇぇぇー、こんな単純なABSにこんなコネクタがついてるのかぁ?

とにかくユニットをとらねば。ということで、前後のブレーキホースをABSのラインから切り離す。濡れているのは零れたフルードを流した水。DOT4はアルコール系なので(一部HDやレース用なんかでシリコン系もあるらしいので注意が必要)水で流せばOK。ラインやキャリパも水でOKだけど、良く洗ってエアなどで完全に乾かしてね。

で、ABSユニットのネジ、配管、補機類を色々外していたのですが、このユニットの三角ネジが外せない! こんなん流石に持ってません。ツンデレ工場長なら持ってるだろうけどこの日は定休日だし、文句は言わないだろうけど勝手にプロの工具を持ち出すなんてのは(ジブン的に)絶対にありえないので、ケガキ針で根気よく……

と、10分くらいで案外あっさり外れました。さてこれは、なに? どうもモーターのようですね。この車両は初期型のノンサーボモデルなので、サーボではありません。ということは、これがABSの油圧制御モーターなんでしょうね。デケー。(笑) 手前の黒い箱が被さっていたものですが、なにやらココにもコードが入っています。

分解してみたら、リレーボックスのようです。ココに繋がる線を外して……

ようやくABSユニットが外れました。
いやぁ、なんとも広い空間ができました。
ってことは……

そう、本体はこんだけのデカさです。重量は……計ってないけど10kgくらいかな?ないかな?

んで、裏側に最初に見たコネクターを繋ぐ弁当箱を背負っていますので、まずはソイツを分離しましょう!って……。

またも三角ネジ(名称知らん)。ふぅ、地味にいきますか……。

で、ジミーにコツコツやってたんですが、途中で「んがー!」ってなってガッツンガッツンやったら、案外早く外れました。(笑)思った通り、ABSの制御ユニットのようです。左側が外した弁当箱で、右側がユニットです。ユニット本体に制御ユニットがくっつく形です。右側の下の黒い所はコネクタになっていて、弁当箱をかぶせると制御ユニット側のオス端子にドッキング!となります。恐らくこれが油圧センサに行ってるんでしょうね。

さて、ココで考えました。
はたして、この制御ユニットは必要なのか? と。

世に出ているR1150系ABSユニット撤去レポートは、その殆どがインテグラルABSというサーボの付いたもののレポートになります。それを読む限り、コネクタに来ている線のうち何本かは不要だけど、決まった何本かを適切に繋いだり工作しないと、ブレーキランプなどに影響が有ると書かれています。で、当然ながらインテグラルABSとこのABSのコネクタは違いますし、どうもあっちの方はこれらの制御ユニットが本体側じゃないような気がします。と言うことは、最悪の場合このユニットを撤去してしまうと走行に支障が出る可能性があります。
但し、幸か不幸かこの世代のABSというか車両は、今のBMWの車両のように全てのセンサ類をCAN-BUSというコンピュータで管理しているタイプとは違い結構アバウトで、ABSのユニットも『センサの不良なのか本体の不良なのかわからないけど警告を出しとくよ。けど、走行には支障ないよ。知らせてるだけだよ』って感じのコンピュータなので、案外繋いでさえおけば(しかも、現状でフロントABSセンサ類は殺してあるし、警告灯も殺してある。それでもきちんと走ってる)走るんじゃないのかな? と思ったりするのです。
ま、こんなことを考えながら、いましばらくABSユニットの分解をしてみましょう……

と書いた所で、今日はサーバが非常に重く画像の転送に何回か失敗しているのでココまでとします。

さて、どうなることやら……。

[ratings] 評価にて『書く気』と『やる気』のエナジーを、是非!

日記・ブログ ランキングに参加しています
 面白いor共感できたら是非ともクリック願います

カテゴリー: BMW Motorrad, バイク・モーターサイクル, 車・のりもの パーマリンク

R1150GS(ノンサーボ) ABS完全撤去 その1 への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください