シャーリィ(BMW R65)のオシリをオシリをオシ……ヴヒェ……ヴェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェッ!(その3)

Q.1 ) タイトルが変わっているような気がするのですが? (S様より)
A.1 ) タイトルなんて飾りです。偉い人にはわからんのですよ! (Aより)

という事で、シャーリィのケツ……じゃなくて、テール廻り第三弾です。
一応今回で完成の予定ですので、ちゃっちゃといきましょう!
ではでは早速シャーリィちゃんのオシリをヴェヒェヒェヒェヒェ……


(※シャーリーは森薫さんの大変面白カワイイい漫画作品です。詳しくはコチラのwikiにて。尚、マシンではありませんし、こんな受け答えも(ゴロー以外には)しませんのでっ!!)

というわけで、前回は点灯テストまでが完了した訳です。
まぁ殆どの方はこれでほぼ終わりだろうと思うでしょう。
じつは、そのとーり! 終わりです!

 

ンなわけねぇじゃん……。
例えば君がいるだけで心が強くなれ……あ、ちがうわ。
例えば、じゃあこれ、どうやって取り付ける?
両面テープ? 裏が凸凹で着かないよ。
それから、一応裏面はシリコンで固めてあるけど、雨が降ったら大丈夫かな?
あとさ、振動でLEDの足が折れないかな?
えとせとら、えとせとら。

こんな感じで作るとわかる『オイシイ所だけやってもう終わりだと思ったのにこれだけじゃ済まない事』ってのが、結構あったりします。
まぁたいていの場合作り出してから見えてくるんで、それが嫌で挫折するか、腹をくくってやるしかない訳で……ま、ボヤイても仕方ないのでさっさと作業を開始しましょう!

まずは裏打ちをします。
裏打ちってのは、モノの裏側の補強ですね。
今回はレジンを流し込んで補強兼防水とします。

まずは取り付け時のアンカー用に左右にネジを立てました。この状態はシリコンシーラントでネジが倒れないように接着してあるだけの状態です。同時に配線をまとめて、レジンを流し込めるように型枠を作ります。型枠はレジンがくっつかないPPが良いですよ。今回は、使い古しのクリアファイルを使っています。

使い込まれた秤がいいでしょ? かつて○○を生業にしていた時から使っている機材です。(笑)
じつはこのレジン、5年以上前のものなんですけど大丈夫かな?

心配したレジンも湿気にさえ気を付けていればまだまだ使えそうですね。黒いコードは……予想以上に高いところにあったんですね。まぁこの位の出っ張りなら、クッション用に両面テープも貼るので問題はないでしょう。

レジンは長くても10分も待てば安定しますので硬化したら裏返します。
LEDが出っ張ったままだと掃除とか何かと不便だしなんか安っぽいので、こちらは透明レジンで慣らしたいと思います。

これが今回使った透明レジンです。
これも数年前のものです。
さてここで(というか、レジンを流そうと思ったときから)ちょっと懸案事項がありました。
というのは、じつはレジンって水分を吸うと反応時に気泡が出るんですよ。こちらの透明レジンも見た目は大丈夫そうなんですが放置期間が長いので、恐らく気泡が出ると思います。まぁ裏打ちの白色レジンなら全然気にしないんですけど(実際全く気にならなかった)透明だと気泡が凄く目立つんですよ。
昔は脱泡用の設備もあったんですが、今は持ってないのではてどうしたものかなぁ? と。
ま、結局は「手作りだし、どーせ使うのジブンだし、いつまで使うかわっかんねぇし、なんとかなんべぇ!」という事で、思い切ってこのレジンを使う事にしました。

あーやっぱり駄目だったかぁ。
気泡が一杯です。
本来はレンズ面(レンズじゃないけど)の端っこを削って凸レンズっぽくRを付けようと思ったのですが、これではダメです。
理由?
この状態では表面に気泡が出ていないので(粘度が上がって抜けきれなかったんだと思います)大丈夫なんですけど、削ると間違いなく気泡の部分は凹状になってしまいます。すると屈折率の違いや研磨時のゴミなどの影響でそこが白くなってしまうんです。まぁ、今も気泡は白く見えていますけど、こんなもんじゃない位の点になります。例えばそのあとその部分に充填しようと思っても、まず無理です。(経験者)
ま、こんな感じになりましたが、なんとかリカバリしましょう。

あれ、なんか気泡が目立たないと思わない?
はい、これがリカバリ案です。
さっきの気泡が目立っていたのは横からの光がいっぱい入っていたので、その光の乱反射の作用もあったわけです。「なら、横から光が入らないようにすりゃ良くね?」という事で、側面に黒いテープ(カッティングシート)を張ってみました。
根本的な解決にはなっていませんが、リカバリ案(対処療法ともいう)としては、まぁまぁかな? と。
あ、それからテール用のステーも作ってみましたよ。

部品庫からナンバーステーも引っ張り出しました。ン十年もバイクを弄っていると、こういうガラクタが溜まります。『いつか使うから、取っておこう!』というゴミの山をゴミにしない為にも、どんどん活用しましょう!

右は少し前に某氏のRnineTの改造を頼まれたときに外したナンバー灯です。「外したのは要らないから捨てて」という某氏に「だったらちょうだい!」と言ったら「えっ!」って顔されました。素直に「ソンなもん、欲しいの???」という事だったらしいですが、ほら、案外早く出番が回ってきましたよ。

とは言っても、専用品じゃないのでデカ過ぎてサイズが合わず……。
あ、テールの気泡は気にならないくらいになったでしょ?
でも今度はレジンのヒケ(収縮)で空洞が……まぁ、シロート作業なんてコンなモンですよ! 気にしなーい、気にしなーい! どーにも気になったら作り直せばいいだけです!

さて、デカ過ぎるナンバー灯は潔く斬りましょう!
ザンッ!

ワタクシのモットーは『大胆にかつ繊細に』&『乗りかけた船は乗っ取る』ですので。(w
さてさて、このままだとオリジナルの電球は入らなくなるので、LEDに交換します。このLEDはもともと何用かな? 会社のゴミ箱に捨ててあったものです。雨ざらしだったのですが防水っぽかったので通電テストをして自宅のお宝箱に仕舞ってあったものです。
なんでも使うよー!(笑)

ほい、つけてみた。
どーよ? 結構いい感じにまとまった気がしません?
結局ナンバー灯は前述のLEDにしたので、球切れしない前提という事でステーにガッチリ接着しちゃいました。
うーん、それより剥離が大きくなってきている気がするんだけど……ま、いっか。

ここまで来たら、テールに仮組してみます。
写真ではナンバーステーがついて、既になんとなくバランスが取れている状態ですが、勿論ココまで一回でビシッっと来ることは極々稀です。(ほんと、たまーにあると思わず独りでニンマリします)

この状態になるまでにテール取り付けステーの角度を変えたり、全体の高さを調節(削ったり)して、禿た塗装をまた塗りなおしたり、ナンバーステーの取り付けステーも何回か作って取り付けては角度を調節したりと、少なくとも帰宅後何日かかけてバラしては組んでを行っています。それをいちいち記事にすると進まないんでしていないだけです。
結局カスタムなんて、『手先が云々』とか『発想が云々』とかじゃなくて、『自分が持っていきたい方向への執念』なんだと思います。ま、それも好きで(楽しんで)いるんですけどね。(w

ま、なんだかんだでちょっと形になってきたかな?
んじゃ、実車に取り付けて全体的なバランスを見てみましょう!

という事で、コンな感じになりました。
どうでしょうか?
イイですか?
イイ感じですか?

 

 

全っ然ダメです!

何が駄目かって……

このフェンダーですよ、フェンダー。
フェンダーU.S.Aならぬ、フェンダードルチェ。
全く持って質実剛健、健全泥除け、ハイル・フェンダー! でございます。(意味なし)

まぁね、わかりますよ、この大きさと形が泥除けとしては理想だというのは。
でもねぇ、折角リア廻りがすっきりしたってのに、フェンダーがこれじゃぁねぇ。
まるで、
『ひらりと舞い上がった短いスカートの下に見えたのが紺の短パンだった』みたいな……。

まぁね、JKの短パンを無理やり脱がせたら犯罪ですが、シャーリィのフェンダーを無理やり短くするのは専売特許のようなものなので……(嘘ですが)

斬りました。
えへ。

うん、まぁ、スッキリ!
と、これで完成かな?
かな?
か……何か忘れてる気がする……

あ、ウインカー忘れてた。(爆)

という事でウインカーも日々収集しているお宝箱から見つけてきて、アンカーを切り出して(アルミ棒です)ステーを取り付けて(言葉だと短時間で出来たようだけど、飲みながら丸々一晩楽しめます)つけてみました。

こんな感じです。
どーでしょう?

元々は

こんな感じだったんで、結構すっきりしたんじゃないかな?
シャーリィも大きなイ○痔が治ってさぞかしスッキリした事でしょう!(爆)

さてさて、三回にわたってお届けしたシャーリィのオシリ調教(謎)でしたが如何でしたか?
思った通りだったでしょうか? それとも、思ってたのと違ってました?
まぁね、世の中で大多数を占める『old BMW は純正維持が最良にて至高』という方々には許しがたい暴挙だとは思いますが、世の中にはこういう楽しみ方もあるのですよ。

ちなみに、テールの点灯テストはまだ先です。
物事はトータルでバランスを見ないと、ね。
最後のお楽しみに取っておきましょう!

さてと、リア廻りが終わったから、次はフロントかな?
リアより難解な作業が目白押しなんで、どうなることやら……楽しみですな!

でま、

らた、まいしゅう!

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