シャーリィ(BMW R65)のオシリを何とかしたいっ!(その2)

さてさて、前回に引き続きシャーリィ・ザ・ジャイアントの巨大イボ……
じゃなくて、シャーリィさんのぷりちーなヒップの改造計画の続きでござますですわよ。

前回、LED用の穴あけまでを行ったわけですが、今回はさっそくココにLEDをはめていきます。

ほい。
なんか、動物用のブラシか節足動物みたいでキモイですね。(笑)
ちなみにご存知の通りLEDには極性があります。アノード(+:足の長い方)とカソード(-:足の短い方)を一定の法則で揃えておくと後々楽ですよ。

表から見ると……こちらもなんか、結構キモイです。

さて、じつはこの後の写真が一部見当たりません。(ゴメンなさい)
なので作業内容を書いておきます。
手順としてはLEDを固定しつつ裏面を黒に塗ります。但し、アクリル板ってなかなか塗装が難しいんですよ。剥離しちゃうんです。なので今回は黒色シリコンで裏を黒く塗りつぶしつつ、LEDの固定も同時にやってしまいました。

但し、ここにちょっとしたワナがあったんですよ。

塗ったシリコンがカ○ペ○ピオのチューブ型変性シリコンだったんですが(それしか黒が無かった)注意書きに『触指時間60分』と書いてあったのに、実際には約7日かかりました。オマケに一部溶剤で解いたシリコンを使ったんですが、なんと触指まで3週間もかかっちゃいました。変性シリコンは固まりにくいのですけど、ココまで酷いのは初めてだったので、「ぐぬぬ」というより「二度と使うかボケェ!」と捨ててしまった位です。
皆様もお気をつけあれ!

という事で、これが裏面を黒シリコンで固めたのち配線を行った所です。(随分飛んじゃった……)
今回のLEDはVf2V,20mAって代物です。オートバイの電源はだいたい12v以上なので、今回は2Vx5個=10(V)を一ユニットとして光らせる事としました。
「え、2×6=12(V)で丁度いいんじゃない?」と思われますが、その辺はもう少し後で説明します。
とにかく今の段階では安定化電源で10Vを作って綺麗に全部点灯するかのテストです。
結果はOKでした。

さてここで閑話休題というか、もう一つの工作を。

LEDのドライブユニットです。
「え、LEDって抵抗と組み合わせりゃ光るんじゃん!?」
うん、まぁごもっとですが、バイクの(しかも旧型の)電源電圧って結構アテにならないもんですし、それでブレーキやテールが『光った』『光らない』『壊れた』『追突された』『再現できない』なんてのはサイアクですので、なるべく確実なものを選びたいと思っています。

普段ジブンは単体でLEDを使うときはCRD(定電流レギュレータ)をよく使います。CRDは抵抗より発熱が少ないってのもありますが、なにより入力電圧が多少ラフでもきちんと光らせてくれるってのがよく使う理由ですね。勿論コストの面とか自己消費が多いとかネガな部分もありますが、ジブンの用途では【CRD>抵抗】となってしまいます。

今回多数のLEDを点灯させるわけですが、見ての通りこのテールライトにはテール機能とブレーキランプの機能を持たせました。そういう意味では、R-15DJのテール移植時に使ったPWM(パルス・ワイズ・モジュレーション)式の減光装置を使って、通常時は全部のLEDを暗く光らせておき(テールライト)ブレーキ時に明るく光らせる(ブレーキランプ)という方法が一番簡単なのですが、やっぱりそれじゃぁ面白くないなぁと。

なので今回は、普段光っているLEDとブレーキ時に光るLEDを分けてみようと思います。

例えば10個のLEDがあった場合、常に5個光らせておいて(テールライト)ブレーキ時には+5個光らせる(ブレーキランプ)感じですね。
(ここまで書くと感覚としては簡単なんですけど、実際は結構面倒なんですよ。何が面倒って、上でも書いた通り、今回は5個(10V)づつのLEDユニット×12=60個の構成なので、点く個数は5の倍数となります。その5の倍数を上手く配置して点灯させないと、なんか変な模様になるんですよ……。)

さてさて、結局今回はというとCRDを使ってもよいのですが、なにぶん使うLEDの数が多い(消費電流が多い)ので別のユニットを使う事にしました。
DC-DCコンバータというモノの一種で、恐らくPWMの降圧型のものになります。じつはこれ、別件でネットを見ていて発見したんですが、1ユニット200円ほどでした。見つけた時に思わずまとめ買いしちゃったんですが、衝動買いのため暫く使う用途もなくお蔵入りしていたのです。ようやく日の目を見ることとなりました。

上はテールの裏面です(汚いのは責めないで……)。
その下の2つあるのがDC-DCコンバータ。
テール用とブレーキ用の2系統光らせるので2つ使います。(2つで400円以下です!)

で、今回のコンバータは、入力が数V~40Vくらいまで対応で、出力は8Vくらいから30数Vくらいまでの間の任意の一定電圧で出力可能という特性です。つまり……

入力12V → 出力10V
入力15V → 出力10V
入力30V → 出力10V

と、ラフな電源電圧でも定電圧での出力が可能なのです。
但し、入力と出力には1.8V位の差が必要なのでバッテリーが12Vだとすると出力は10V位に抑えた方が良さそうです。(実際にはエンジン稼働時の発電量が13.5V位ありますから、既定の電圧差に関しては大丈夫です)
そう、上の方でバッテリーが12Vだから2×6=12Vにしないで2×5=10Vでの運用にしたってのは、こういう事だったのです。
あ、ちなみにこのコンバータはMax2A位までは大丈夫のようなので、今回この点は全く気にしていません。

ところで、ユニットが決まったといってもこれらのユニットを裸のまま搭載するわけにはいきません。そこで100均様に行ってまいりました。

3つのケースを買ってきました。
ケース色々(ケースbyケース)    なんちて……。

色々入れてみたらこの缶が一番良かったので決めました。大きさ的には横幅で5cm位です。

絶縁用テープ(テントの補修材、重宝してます)とシリコンで固めてLEDテールランプドライバユニットの完成です。
あ、ちなみに点灯試験ではこんな感じでした!

↑テール時

↑ブレーキ時(周りの養生テープは気にしないこと)

うーん、悪くないんだけど、なんか面白くないなぁ、と。
ちなみにこの時点ではテールもブレーキも9.8V出力だったんですが、色々と弄って……

テール8.6V  ブレーキ9.8Vとしました。つまり、テールを少し暗くしてブレーキ時のメリハリをつけてみたわけですね。

お、丁度いい量のコンテンツですね。
お次は搭載編になるのかしらん?
ということで、次回まで暫しのお別れ……。

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