パンツじゃないから恥ずかしくないモン! 【わたしにできること】 R-15DJアビオニクス変更計画その2

ココに来る方なら既にお察しとは思いますが、
タイトルなんて気にしたら負けですよ。(笑)

さて、「わたしにできること」
改めて考えるとなかなか難しいようですが、じつはそうではありません。
・ラーメンを作る
・トイレに行く
・本を読む
・嘘をつく
・少しだけ人の役に立つ
などなど、どれも立派な「わたしにできること」です。
中越沖地震の際に復興テーマソングとなったKOKIAの「わたしにできること」は、畏まった事じゃない少しの気遣いで助かる人が居るという事に気づいてもらうためには丁度良かったのではないかと思ったりしました。

ではちょっとこの言葉を変えて【わたしにしかできないこと】としたらどうでしょう?
これは結構難しいですね。
・ラーメンは私以外でも作れます
・トイレなんてみんな行きます
・本もみんな読む
・嘘は……政治家には負けますね
・少ししか役に立たないという意味では「わたしだけ」かもしれませんが……
と、いわゆるオンリーワンの難しさを知ってしまうわけですが、でも、私には胸を張って言えることが一つだけあります。

「ゴミ箱から拾った壊れたバキューム計をBMWに付けてしまおう!」

なんてのは、【わたしにしかできないこと】なのではないかと……。

長い導入ですねぇ、どーでもいいですねぇ、「さっさとしろゃ、ボケェ!」って声が聞こえてきそうですねぇ。(笑)
ちなみにタイトルの「パンツじゃないから」と「わたしにできること」は切っても切れない縁で結ばれているわけですが、それを詳しく知りたい人は適当にググってくださいまし。

では、い・き・ま・す・か!

前回メーターに関しては、ブラスト処理したところで終わっていました。
じつはそのあと黒の缶スプレーで塗装を完了しています。
そして同時に、前回最後に作った本体側ステーに取り付けるべくメーターの裏側にナットを接着したのが下の写真となります。

結構いきなり進んでます。
右側が取り付け用ボルト受けのナットをメーター本体に接着したところです。それ以外にも配線引き出し用や水抜き用(これは絶対必要)の穴なども既にあけてあります。
で、謎の油性マジック跡は、前回最初にお見せしたメーター本体の負圧で収縮する部分が来る位置です。
これは何のためにやっているのかというと……左側のメーターがそのヒントとなります。

メーターって明るいところだけで見る訳じゃないですからね、照明が必要です。元々のバキューム計は明るい作業環境で使う前提なので当然照明なんてついていませんが、バイクに付けて走るという事は夜間の走行やトンネル内の走行もある訳で、そんな際に見えないのはちょっと困りものです。
まぁ、最初から「役には立たないけど、あればなんか嬉しい」というコンセプトに準じているってのを考えると、別に見えなくっても大して困らないのは目に見えていますが、やはり夜こそ暗い中にメーターが浮かび上がっていないと嬉しさが半減するので、やはりここは照明を付けるのは必要命題であると信じて制作しております。(いや、まぁ、あんまり深く考えてないです)

んで、メーターを照らす方法を色々考えました。
一番最初に考えたのはEL発光板を使った照明です。
この方法を選択すると、メーターパネルが白くなります。所謂ホワイトパネルですね。まぁこれはこれでイイのかもしれませんが、R-15DJには似合わない気がしました。そうそう、もちろんELを使ってパネルを黒にする方法もあります。簡単です。文字以外を黒にして塗りつぶせばいいんです。こうすると文字もはっきり表示されてとても良いんですが、針が発光しないため見えなくなるんです。ついでに針を発光させる手間は半端なく面倒です。という事で、ELは却下しました。

そうなると電球かLEDですね。まぁ、ココでLEDを差し置いて電球って選択肢はあり得ないので(笑)まずは、LEDで行こうと決めました。

んでお次はLEDの数とレイアウトのデザインです。
そのための写真右側のマジックの跡だったわけです。
メーターの中に【具】がどの位置にあって、どこに照明を配置したらいいのか……
正直な所、数日悩みました。
最小限の光源を使って明るすぎない程度に文字盤や針が見える条件を探しました。
色々と試行錯誤をしてみたんですが、その結果が写真の左です。

使用するのは3mmの超高輝度LED。それをアルミホイルを貼り付けた(反射板で覆った)メーター本体の壁面に沿って斜め上方向に取り付けることによって、いい感じに照明の効果を享受できるという結論に達しました。

ちなみにこのLEDの配置位置計算は、LEDの光源や光量と拡散率及びメーター内の反射率とアルミホイルの皺の発生率(乱反射率)などを独自のロジックを用いた計算用ソフトを作る事によって、今使用しているPCをフル稼働させて3日かかって算出しました。
元々コンピュータエンジニアですから、そのくらいの事はできるのです。

 

 

 

すみません、嘘をつきました。(爆)
経験と勘と試行錯誤の産物ですが、実際にはもっと時間がかかっています。(笑)

内蔵するLEDはこんな感じになります。勿論組み付ける際には強固な絶縁対策を行っています。そうしないと振動でショートしないとも限りません。
さて、実際には3つくらい付けようかな? と思っていたんですが、実験してみると1つでも結構明るくて、3つだと眩しいんじゃないかと。まぁ元々このメーター自体が「あってもあまり役に立たないかも知れないシロモノ」ですから、あまりに主張されても乗ってて疲れますし、まぁソコソコ見えればいいかな? と1個にしたんですけど、結果的にはこれが大成功でした。

で、肝心のLED組み込み後の写真は、しっかり撮り忘れています。(爆)

次に盤面のデザインです。
ある意味これが一番楽しいかもしれません。
なにせ、独自のデザインに自由自在で、失敗しても何度でもやり直せます。
ディスプレー上なので発色も鮮やか!
AMiWORKSなんてロゴを入れてみて、なんかカックイー! って自己満足の嵐です。(笑)

ちなみにお気づきの方もいると思いますが、これ、Microsoft の Word で作っています。しかも、Word2000です。いいでしょ?
勿論割と最近のWordも使っています。でも、それらは新しい形式(XML形式)のWord文書を開いたりする時が主で、普段はこちらのロートルWordを使っています。(笑)
理由は簡単、起動や動作が早いからです。
おいらの趣味の一つの「モノカキ」を行う際にも、起動が早くてなおかつ余計な挙動をしないこの旧型の方が合っているんです。もちろん、おいら的にですよ。他の人はどうかわかりません。
昔からこんな感じでWordを使っていたので、この位の図形なら高いソフトなんて無くても十分描けます。むしろ、シンプルな分使いやすいです。
Wordでこのような図形を作る時の肝はレイヤーです。そして、カッチリ見せるには補助線を使う事。そうすれば、この位の図形は簡単に書けますよ。

この後この図形をステッカー用の台紙に印刷します。
なお、赤や黄色の線がはみ出していますが気にしません。(じつは白い線もいっぱいはみ出していますが、背景と同化していて見えないだけです:笑)印刷したら黒い部分の内側ギリギリの所をサークルカッターを使用して切り取ってしまうので。
最終的な仕上がりをイメージしながら作業工程を考えて、工数や手間を減らすのも楽しいものです。まぁ、素人工作なんて時間がかかっても楽しいもんですけどね。(笑)

印刷した後サークルカッターで切り出した文字盤です。針をおいてイメージします。左の白枠と文字盤には全周で隙間が空いています。これは、このあと文字盤を透明なプラバンに貼り付けてメーター本体に固定することによって、この隙間から内部に設置したLEDの光をあえて漏れ出させ、文字盤の上面と針を照らす為の仕掛けです。
当然そのままではこの部分から漏れた光が直接目に飛び込んで眩しいので、この部分より少しだけ内側に狭めた目隠しのリング(黒い帯)を最上面のガラス(本当はプラスティック)に貼り付けます。
ここまでくると、あと一息です。

盤面を透明プラバンに貼りました。左は張っただけなので下敷きの青が文字を透過して見えてしまっています。このままだと同じように文字からメーター内部が見えてしまうので、右のように0.2mmの乳白色のプラバンを裏に貼りました。この位の厚さなら余計なものを見せずに文字の部分も適度に発光してくれるはずです。

でけた! (ほんま、イキナリやなぁ)

うん、ここまで来る前に防水加工したり耐震加工したりいろいろやってるんだけど、作業に没頭していると写真なんて忘れちゃうんですよねぇ……。
って事で、右にあるのが拾ってきた4つのうちのカタワレさん。
左が再生されて更に延命処置をされたメーター。
変われば変わるモンです。
じつは挙動は変わらないんだけどね。(爆)

いきなり取り付けた画像です。
だから作業に没頭していると(以下略)
メーター左下に黒いパイプが2本見えると思いますが、これが左右のインテークマニホールドに繋がっています。当然直結すると針の振れが大きいので途中で手動可変式のバルブを設置してあります。そんな風に言うと大そうに聞こえますが、要は金魚の空気ポンプのエアバルブです。(笑)
でも、これは凄く重要な事なんですよ。

という事で、何とか完成しました。
思った通りに動くかな?

 

あはははは! 思った通り、すげぇ地味だ!(爆)
でも、まぁ手作りの味と作った充実感はあるね。(笑)

はっきりいって、メーターの材料費がタダとはいえ、プラバンが足りなくて買ったり(おいらは他にも使うからいいけど)シリコンチューブ買ったり、LEDを持っていない人はそれも買ったり……なんて考えると、中華製の電気式バキュームゲージを2個買った方が短時間で確実にHAPPYになれる事は間違いないと思うのですよ。だから、他の皆様には決してオススメいたしません。
でも……他にはない 「わたしにしかできない(やらない)こと」 って、やっぱりこういう自由な発想と、それを実現しようとする執念であり、それで出来たものって、なんだかやっぱり既製品を買うより楽しくて、嬉しいのです。

まぁそんなこんなで今回のスタディはこれにて終了。
では最後に、みなさんも

Let’s enjoy make ばきゅーむ!

吸っててよかった。

 

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パンツじゃないから恥ずかしくないモン! 【わたしにできること】 R-15DJアビオニクス変更計画その2 への4件のフィードバック

  1. けん3 のコメント:

    コックピットのメーター群に違和感なさ過ぎて怖いわ。

    しかも本文の中に落とし穴まで用意してある周到っぷり。
    素直に信じたわさ。

    暗くなって、照明ONの状態もシクヨロ。

    • AMi のコメント:

      ■ けん3くん

      実は夜間の照明ONの状態は、おいらもまだ未経験なのよ。(笑)
      ちょっとバタバタしてるんで、落ち着いたら撮ってみるべさ。

  2. ペン のコメント:

    違和感の無い仕上がりが素晴らしいです( ´ ▽ ` )ノ
    コクピット感の演出に無線機も一役買っているとは言え、
    この丸い計器が並んだ様子は昭和の男の子には最高です( ´ ▽ ` )ノ
    松本零士感とでの言いましょうか。

    こうしたコクピット感にしたくてGSXのカウル内に計器並べようとして
    実現出来なかった私です。

    • AMi のコメント:

      ■ ペンさん

      お二人ともいつもありがとうございます。
      いや、本当は盤面の歪みとか計器の角度の違いとか
      【きちん】としなければいけないところが多いので
      松本零士感を出すならその辺も必須なのですが……
      歳をとると残り時間の焦りから細かい事を棚上げにしてしまいます。
      よろしくないですね。

      でもまぁ、これからも好きなものを
      好きなようにやってみようかと。

      工作も、生き方も、ね。

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