でっきるっかな、でっきるっかな?

NHK『つくってあそぼ』が3月で終了らしい。
ジブンはワクワクさんよりノッポサン世代なのだが、子供がドストライクにワクワクさん世代。まぁ、子供にとって(特に何故か男の子にとって)工作番組って面白い番組だから、この流れは絶やさないでほしいな、と。

さて、先日清掃して大失敗したメイトのガソリンコックだけど、なんとかこのガソリンホース取付口を再生したいと思っていたのは確か。
幸か不幸か、ジブンの職場にはオフ車のフロントフォークがまるごと一本入るブラストマシンや溶接機、各種工具などと共にミニ旋盤がある事に先日気づいて「これ、使ってもいい?」とサービスT氏に聞いた所「どーぞー」と言われたのだが、こんなことでソレを使っちゃAMiLOGのレイゾンデートルを問われるんじゃないかと。

ま、できるだけ特殊工具を使わないで、普通に使える工具で工作を楽しもうという考えがあるんでね。
そんな事を思いながら、別件で行ったホムセンで暫し素材を探した。

最初はコンプレッサのエアホース用の細いヤツに使うジョイント口を使おうと思ったんだけど、ちょっと径が合わないのと、鉄だったので保留にした。
で、唐突になんでガソリンコックの口は真鍮なんだろうと思った訳だが……コック本体がアルミの鋳物だから、鉄だと電蝕(金属本来の持っている電位差で錆が生じる。アルミの場合、接触部が白い粉を吹いてボロボロになっちゃうんだよね)で持たない可能性があるのかと。まぁ、タンク(鉄)とコックも触れているけど、ここには通常ガスケット(パッキン)が入っているし、嵌合部を通るのは揮発性の高いガソリンだから、電蝕で漏れるのを嫌っているのかなぁ?と。
(あくまで、ジブンの想像です。もしかしたら柔らかい金属を嵌合させて、本体が割れたりするのを防いでいるのかも?)

で、だったらやっぱり真鍮がいいかなぁ? と思っていろいろ見ていたら、ありました。

ガス溶接用のホースのジョイント。
コック側の内径が7.75mm。ホースジョイントの真ん中部分の直径が、袋の上から計って8.00mm。
しかも、値段は250円ほど。
キャブを買ったら、ン千円は楽に飛ぶ。
(注:え、なんでそんなに正確な径がわかるのかって? そりゃあんた、ホムセン行く時は『マイ・ノギス』を携行するのですよ。(笑))

さて、早速購入し、会社へ行く前にチャチャッと工作しましょう!

パイプカッターで真ん中あたりをカットします。
そういえば、ちょっと前に100均でパイプカッターを見たけど……使えるんだろうか?
単発なら問題ないだろうけど、ジブンは結構頻繁に使うので、せめてGISUKEくらいで。(笑)

グルグルパイプを廻して、ちょっとずつハンドルを締めていくと、綺麗に切れます。

油目(目の細かい鉄ヤスリ)で整形します。
真ん中はダイヤモンド丸ヤスリで整形します。
ダイヤモンドヤスリは100均モノですが、結構長く使っていますよ。
真鍮なんで、シンチュウに……。

あとは、泣こうが叫ぼうが無理やりブチ込みます。
容赦はしません。
「らめぇぇぇぇぇぇ」と言っても「いや、とりあえず○○だけはしてもらう」勢いです。(爆)
というか、嵌合前に計を計ったら、穴径7.75mmに対してパイプ径は7.95mmでした。
全く問題ないですね。

右の方に見える間違ってブッ挿したパイプを切り取ろうと思ったんですが、時間が無くて止めました。つか、もうこのままでもいいか。どうせ刺さってるだけだし。(爆)

仮止めしてみました。
いいんじゃなーい?

まだ、タンク・ホース・キャブの中も清掃していないし、漏れのテストもしていませんが(ちょっと暖かくなったらにしようかと)問題ないんじゃないかな? と。

いかがでしょうか?
失敗したからと言って何でもそのまま買い直すよりは面白いと思いますよ。
まぁでも、往々にして「やっぱり最初から純正新品にしときゃよかった!」って事も多々ありますが、それはソレ。
なにより、失敗して時間やお金がかかっても、ジブンが工夫して使えるようになったってのが楽しいのですよ。

では、次回もぉ~作ってワクワクー!(笑)

←本日のネタ画像。間違っちゃいない。元祖です。

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